行楽&スポット

鈴虫寺のお守りをもらいに行こう!アクセス方法は?駐車場は?

鈴虫寺
京都でも人気のお寺のひとつ「鈴虫寺」

このお寺はその名の通り、1年中鈴虫の音色が響くお寺としても有名で、わらじを履いた「幸福地蔵さん」は、みんなの願いを叶えるため、わらじを履いて歩くと言われています。

みなさん、幸福地蔵様の化身でもある「幸福御守」を目指して、遠方からも足を運ばれます。

今回は、鈴虫寺のお守りについてやアクセス方法など詳しくご紹介します。

スポンサーリンク

鈴虫寺のお守りをもらいに行こう!

「鈴虫寺」は通称で、正式名称は、「妙徳山・華厳寺(けごんじ)」と言います。

でも、「鈴虫寺」の通称の方が有名になり、地元でもみなさんほとんどの方が「鈴虫寺」と言います。お寺の最寄りのバス停も「すず虫寺」ですからね^^

享保8年に華厳宗の再興のために鳳潭上人が開創され、現在は、臨済宗の禅寺です。

秋に鳴く鈴虫の音を聞いて開眼なさった台厳和尚が鈴虫の妙音をお寺に来た方にも聞いてもらいたいという思いから研究を重ね、今では1年中、鈴虫の音を聞けるようになったのです。

鈴虫寺という名前で呼ばれるようになったのはこのためなのです。
ちなみに、鈴虫の鳴き声は、オスがメスの関心を引きつけるためのものです。本来であれば季節的には、にその音色を耳にします。ですが、鈴虫寺では、鈴虫の卵を温度管理し、春、夏、秋、冬のそれぞれの部屋を用意し、鈴虫の音色が1年中、聞こえるお寺として有名になりました。
また、縁結び・開運のご利益があるとして大変人気で、春には梅や桜、ツツジなど、夏には萌える新緑と百日紅、秋には見事な紅葉と、冬には幻想的な雪景色といった具合に、四季折々その時の風情を肌で感じることができるお寺でもあります。
松尾山ふもとに佇むお寺の境内からは、京都の街並みを一望でき、紅葉の季節などは、まさに絶景です。

鈴虫寺と説法

鈴虫寺と言えば、幸福御守とともに有名なものとして、訪れると聞ける「説法」があります。
これは、寺院本来の姿を残すため、参拝に来られた方にお茶とお菓子を出してもてなすもので、本来、寺院は出家者が修行をする場であるとともに、在家の方や参拝者の方に佛法を説く場であり、自分自身を見つめなおしていただく場として、「説法」の時間を設けているものです。

説法の時間は?

説法の時間は、特に何時からという決まりはなく人がある程度そろったら始められる形になっています。

説法はおおよそ、20~30分程度で、これもきちんとした時間制限があるわけではなく、その場のノリや人の多さなどによって多少前後するようです。

説法はお話が上手で、毎回退屈することはなく、あっという間に時間が過ぎます。

説法の料金は?

「志納料」という形で、大人:500円、小人(中学生以下)300円が必要です。

料金を払うとお寺の中に入って、長机と座布団がずらっと並べられているので、順に詰めて座っていきます。

ある程度の人数が揃うと、住職が現れ、説法がはじまる感じです。

この説法の時に必ず出されるのが、お茶とお茶菓子で、「寿々むし」と書かれた紅白のお菓子が各座席に置かれています。

このお茶菓子に黒い粒々が入ってるんですが、毎回、「黒い粒々を鈴虫じゃないかと言わはる方がいらっしゃるんです。違いますからね。それは・・・(何かは説法で聞けます^^)」といったネタがあります^^確かに、初めて行った時には、「この黒いの何だろ?」と思ったものです^^

説法の内容は?

説法は、お寺の歴史から、鈴虫寺と言われる由縁など、そして最後のほうに、今日の言葉として説法してくれます。

私の時には、「洗心(せんしん)」と「知足(ちそく)」のお話がありました。

この説法を聞くと、毎回ですが、なんだか徳を積んだような気分になれて、心が豊かになれる気がします。

鈴虫寺の混雑具合は?

週末は時間帯(お昼過ぎぐらい)によっては混むようですが、平日などはスムーズに人が流れます。

GWや夏休み、紅葉シーズンなどは大変な人の混雑で、多い時には、お寺に登る階段を過ぎ、200メートルほどの小道を過ぎ、駐車場を過ぎても人が並んでいた状態のこともあるそうです。

最後尾は一体何時頃に説法を聞けたのでしょう^^;

通常、朝9時から夕方5時(入門16:30)まで開いていますが、こういった人が多い時期には、お寺の住職はじめスタッフのみなさん残業して、対応してくれます。大変ですね^^;

スポンサーリンク
ちなみに、比較的、雨の日は空いているそうです^^;

鈴虫寺の幸福地蔵とは?

鈴虫寺へと続く石段を登り切ると、正門の横にお地蔵さんが祀ってあります。

普通、仏様は裸足ですが、幸福地蔵さんはわらじを履いています。これは、お参りしたみんなの家まで一軒一軒願いを叶えにお地蔵さまが自ら来てくれるためとのことです。

お地蔵さまの足元要チェック!ですね^^


スポンサーリンク

鈴虫寺の幸福御守とは?

鈴虫寺といえば、黄色い「幸福御守」も有名ですね。

これは、幸福地蔵菩薩様の化身が入っているそうで、「幸福御守」の「幸」の字のところに地蔵菩薩様の頭がくるように封入されているそうです。

説法を聞いた後、出口に出る時に順に購入していきます。

値段は、ひとつ300円です。

幸福御守は、財布などに入れて常に身に付けるようにします。

幸福御守

鈴虫寺の願い事の仕方は?

説法が終わり、幸福御守を手にし、ぐるっとお寺の境内を一周して、入口にあるお地蔵さんのもとに向かいます。

お地蔵さんにお願いをする時には、「幸福御守」の「幸」の字が出るように合掌し、「住所、名前、願い事(一つ)」を言います。

住所と名前を言うのは、お地蔵さんがみんなの家一軒一軒に願いを叶えに来てくれるためですので、忘れず言いましょうね^^

鈴虫寺のお守りはお土産にもおすすめ

幸福地蔵さまのすごいところは、遠く離れた場所からでも、この幸福御守を持って願い事をすれば、その願いも叶えにやってきてくれるところです。

遠方のためや、鈴虫寺に来たくても来られない方への希望になりますね。

お願い事の仕方は、京都のお地蔵さまの方に向かって、「幸福御守」の「幸」の字が出るように合掌し、「住所、名前、願い事(一つ)」を言います。

その後、幸福御守は、財布などに入れて常に身に付けるようにします。

このようなことからも、お守りをお土産として買い求めて行かれる方も多いのだそう。

幸福地蔵さんは、遠くの人にまで慈悲深いですね。今度行った時には、わらじを奉納したい気分です。

鈴虫寺のアクセス方法は?

鈴虫寺の基本情報やアクセス方法を下記にご紹介します。
●名称:鈴虫寺(妙徳山 華厳寺)

●住所:〒615-8294 京都府京都市西京区松室地家31

●TEL:075-381-3830

●拝観時間:9時~17時(最終受付16時30分)
※混雑時は、閉門時間が変更になる場合があります。

●お休み:無休

●料金:志納料 大人500円、小人(中学生以下)300円(茶菓子つき)幸福御守 300円

●公式HP:http://www.suzutera.or.jp/

鈴虫寺へ電車やバスでのアクセス方法は?

京都駅から

  • 市バス【28番 大覚寺ゆき】にて【松尾大社】下車 徒歩15分
    ※計、約60分程度かかります。
  • 京都バス【73、83番 鈴虫寺ゆき】にて終点下車 徒歩2~3分
    ※計、約60分程度かかります。
  • タクシーで鈴虫寺まで約2,000円~2,300円
    ※計、約25分程度かかります。
  • JRで嵐山駅まで、そこからタクシー乗り継ぎ
    ※計、約40分程度かかります。

三条京阪前から

  • 京都バス【63番 鈴虫寺ゆき】にて終点下車
    ※計、約60分程度かかります。

四条烏丸から

  • 市バス【29番 国道中山洛西バスターミナルゆき】にて【苔寺道】下車
    ※計、約50分程度かかります。
  • 京都バス【73番 鈴虫寺ゆき】にて終点下車
    ※計、約50分程度かかります。

太秦映画村から

  • 京都バス【63番】、又は 【63、73番 鈴虫寺ゆき】にて終点下車
    ※計、約30分程度かかります。

嵐山から

  • 京都バス【63、73番 鈴虫寺ゆき】にて終点下車
    ※計、約15分程度かかります。
  • 阪急電車【嵐山線松尾駅】下車徒歩15分
    ※計、約15分程度かかります。
  • タクシーで 約10分

鈴虫寺へ車でのアクセス方法は?

●京都東I.Cから
1号線から9号線(五条通り)に入り西へ。【千代原口交差点】を右折し北上。

●京都南I.Cから
1号線を北上。【京阪国道口交差点】を右折、【九条油小路】を左折、【堀川五条】を左折して9号線(五条通り)に入り西へ。【千代原口交差点】を右折し北上。

●大山崎I.Cから
171号線を北上。9号線(五条通り)を西へ。

●沓掛(くつかけ)I.Cから
9号線に入り、【千代原口交差点】を左折し北上。

鈴虫寺の駐車場は?

鈴虫寺では約60台分の駐車場があります。

料金は、1台500円で、拝観者の拝観時間内でのご利用となります。

また、駐車場は夕方5時に閉門され、それ以降は出入りできません。

駐車場は、バス通りに一つと、その駐車場から鈴虫寺の方へ入る小さな小道を通り、鈴虫寺の隣にももう一つあります。

鈴虫寺周辺の道は狭いので、駐車場待ちの混雑は大変です。また、とにかく来た順番に駐車場に流れていくことになるので、GWや夏休み、紅葉シーズンなど、人の混雑が予想される場合は、車でのアクセスよりも公共の交通機関を利用してのほうがおすすめです。

混雑時は、駐車場が満車で、周辺も駐車場がないので、駐車場待ちだけで結構な時間待ちになります。

まとめ

鈴虫の音色とともに、説法を聞きながら、しばし、自分を見つめなおす時間を持つのもいいかもしれませんね。

幸福御守もしっかり財布などに入れて、幸福地蔵さんが来るのを心待ちにしています^^

  • この記事を書いた人

暮らしのNEWSチーム

合言葉は、【あなたの「はてな?」を「なるほど!」に!!】 あなたの「なるほど!」を目指して!! 現在では、この合言葉に共感してくれた仲間も増え、それぞれの経験や得意分野を活かして記事を更新しております。 詳しいライタープロフィールはこちら

-行楽&スポット
-,

Copyright© 暮らしのNEWS , 2024 All Rights Reserved.