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送別会の挨拶 送る側の例文は?目上の方には?シチュエーション別に紹介!

送別会送る側例文
春は別れの季節でもあります。

お世話になった方との別れは何とも寂しいものですが、新たなはじまりを心から応援し送り出すことも、残された人達にとっては大切な役目です。

今回は、送る側の心の込もった送別会の挨拶について例文を交えてご紹介します。

感謝の気持ちがしっかり伝わるといいですね!

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送別会の挨拶 送る側の例文は?

送別会での挨拶は、慣れないと難しく考えてしまいがちですが、いくつかのポイントがあります。そのポイントを抑えるとグッと魅力的な挨拶にもなりますのでご参考にされてみてください。

送別会の挨拶のポイントは?

短くまとめる

挨拶で一番重要なことが「何を伝えたいのか?」です。

スピーチなどでも、核となるネタをひとつ決めたら、そのネタを幹になぞらえ、葉や枝をつけるように話すようにすると上手に話せると言われています。その理由は、たくさんの抽象的な言葉より、ひとつの具体例を話す方がずっと心に響くためです。

送別会での挨拶の場合、送る側であれば、相手への感謝が一番多く、次にこれからへの応援メッセージなどが主体となります。

この「何を伝えたいのか?」をベースにして出来るだけコンパクトにまとめることが大切です。

挨拶などに慣れていない場合、長い文章や長く話そうとすると、話が散漫になってしまい、結局何が言いたかったのか分からなかった・・・。といったことになってしまいます。

「何を伝えたいのか?」をしっかり盛り込み、できる限りシンプルにその気持ちを伝えるようにするのがポイントです。

自分のことよりも相手のこと

時々、結婚式などでも挨拶の時に「自分のこと」について話す人がいます。

でもこれは挨拶の場面ではNGとなってしまいます。特に送別会などの挨拶では、主役はあくまで「送られる人」ですから、その人にスポットを当てて話すのがマナーとなります。

「○○さんとはこんな思い出があります。」そこから「この時に○○さんは責任感が強く、そして相手のことを一番に思いやれる人なんだと感心したことをよく覚えています。」と言った具合に、自分を主体にせず、客観的に相手のことを話すようにします。

前向きな言葉を選ぶ

暗い話よりも明るい話を好むように、否定的だったり後ろ向きな言葉よりも前向きで肯定的な言葉を選ぶようにしましょう。

例えば、「○○さんがいなくなって寂しいです。」で終わるのではなく、「○○さんがいなくなって寂しいけれども、〇〇さんのようにみんなに元気を与えられるように頑張ります!」など、「~したい」、「~できる」など前向きな言葉は聞いているほうも勇気や元気をもらえるので気持ちがいいものです。

ほんのちょっとしたことですが言葉の選び方で、話全体の印象も大きく変わりますので参考にしてみてください。

送別会の挨拶 送る側の例文 目上の方には?

親しき仲にも礼儀あり。どんな相手でも送別会などは失礼のないよう挨拶をするのがマナーです。

礼儀知らずだと、せっかくの感謝の言葉も台無しになってしまいがちです。特に目上の方には、知らずに失礼な言葉を使ったりしてしまわないよう気を付けましょう。

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注意したい!目上の人への言葉遣い一覧

ご苦労様です

「ご苦労様です」は、目上の人が目下の人に対して使う言葉ですので、目上の人に使うのは注意しましょう。

特に、送別会などでは、思わず使ってしまいがちですので気を付けましょう。

お疲れ様です

本来、「ご苦労様です」「お疲れ様です」というのは、人をねぎらう言葉で、目上の人が使うのが伝統的で、目下の人が目上の人に使うのは失礼にあたります。

最近のビジネスマナーなどでは「ご苦労様です」は失礼なので「お疲れ様です」を使うように言われているところもあります。

言葉というのは時代とともに変化し使われ方も変わるものなので、これも決して間違いではありません。

「お疲れ様です」は、ここ10~20年のあいだで若い世代の失礼のないスタンダードな挨拶になっていますが、50代以降の年代では失礼と感じる方もいらっしゃるのが現実です。

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ですので、相手が年配の目上の方であれば、どちらの言葉もあえて使わずにいるのが無難かもしれません。

「ご苦労様です」「お疲れ様です」以外の言葉って何?

「ご苦労様です」や「お疲れ様です」を使わずに、どんな言葉を使えばいいの?となる人もいるかもしれません。

  • ありがとうございます(ました)
  • 相手への感謝の気持ちを伝える代表的な言葉です。

    「すみません」よりも「ありがとうございます」のほうが嬉しいという意見も多数あるので、言ってもらえると嬉しい言葉ナンバー1かもしれませんね。

  • お世話になりました
  • たまに「お世話さまです」といった言葉を使う方がいますが、これはNGです。「お世話さまです」は省略言葉で、本来は「お世話さまでございます」というのが正しい使い方です。

    目上の人に対して省略言葉を使うのはNGですので、「お世話さまでございます」という正しい言葉遣いをするか「(大変)お世話になりました」という言葉を使うようにしましょう。

送別会の挨拶 送る側の例文 シチュエーション別に紹介!

異動の場合

お世話になった先輩や上司へ送る言葉

○○課長
○年間大変お世話になりました。
○○課長のご指導のおかげで社会人として大きく成長できました。
温かいご指導本当に感謝しております。
新しい部署に行かれても、益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。
○○さん
○年間大変お世話になりました。
○○さんがいなくなると思うと寂しさや不安でいっぱいですが、教えていただいたことを決して忘れず業務に活かしていけるよう頑張ります。
○○さんのような誰からも尊敬される先輩になれるよう、後輩の指導にも励みたいと思います。
新しい部署でもさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。

同僚へ送る言葉

○○さん
○○さんの行動力やみんなを引っ張る力は、いつもそばでみていて尊敬していました。
新しい職場でも、そのチャレンジ精神を存分に活かしてさらなる活躍を期待しています。
また、ゆっくり飲みに行きましょう。
ありがとうございます。

部下や後輩へ送る言葉

○○さん
○○さんのおかげで、いつも明るく楽しい職場でした。
新しい課でも頑張ってください。
○○へ
○○の勉強熱心でひたむきな姿には、いつも感心していました。
新しい課では、今まで以上に責任のある業務を担うことと思いますが、
〇〇なら大丈夫!しっかり成長していけると信じています。
ありがとう。そしてこれからの活躍も楽しみにしています。

退職の場合

○○さん
これまで大変にお世話になりました。○○さんと過ごした時間は私にとって大きな財産です。本当にありがとうございました。
新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。
○○さん
長い間お疲れ様でした。益々のご健康とご活躍をお祈り致します。
○○さん
長い間、本当にありがとうございました。仕事ではたくさん助けてもらって感謝でいっぱいです。
ゆっくり休んでリフレッシュしてください。
○○さん
大変お世話になりました。新たな出発が実り多きものとなりますよう心から応援しております。
○○さん
今までありがとうございました。
今後のますますのご活躍を楽しみにしています。私たちのことも忘れないでくださいね。たまには遊びに来てください。
○○さん
ご退職を心よりお祝い申し上げます。長い間ご指導いただきましてありがとうございました。
今後も健やかにお過ごしくださいますことをお祈り申し上げます。

目上の方への贈る言葉

○○様
長い間お世話になり、本当にありがとうございました。
○○様が、退職されることは本当に名残り惜しくまだまだ教えて頂きたいことが沢山あるような気がいたします。
どうか、健康に留意され、お元気でお過ごし下さい。
○○様
長い間本当にお世話になり、ありがとうございました。
○○様からご指導頂いたことを、今後も活かして精進していくつもりです。これからの毎日、お身体を労わってお過ごしください。
寒さ厳しくなります折、どうぞご自愛くださいませ。
○○様
これまで大変にお世話になりました。○○様と過ごした時間は私にとって大きな財産です。本当にありがとうございました。
新天地での益々のご活躍をお祈り申し上げます。

まとめ

別れの場面では、寂しくても前向きな言葉が似合います。

送る側だからこそ、感謝と新たな1歩を応援する心の込もった言葉を贈ってあげたいものですね。

  • この記事を書いた人

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