地球温暖化の影響か近年では季節の移り変わりも早い気がしますね。
年々、春の期間も短く一気に「夏」の陽気になってしまったり。
暦の上ではまだまだ春の気分でも気温は夏と変わらない状況も年々増加傾向です。
そんな時に注意したいのが、「熱中症」です。
うららかな春の陽気にお出かけする機会も増えるこの時期に熱中症を訴える人も多いんですよ。
そこで今回は春の時期にも油断大敵!行楽シーズンに備える!熱中症対策に効果的な飲み物や食べ物&グッズについてご紹介します。
熱中症対策に効果的な飲み物は?
熱中症対策として「水分補給」はすでに常識化しつつあります。
でも、「水分補給」と言っても、あなたは熱中症対策に効果的な正しい飲み物や飲み方を理解していますか?
下記に、水分補給の間違った方法についてご紹介していきます。
熱中症対策 水分補給のNGとは?
経口補水液をガブ飲み
熱中症に適した飲み物と言えば「経口補水液」を思い浮かべるかもしれませんね。
経口補水液とは、軽度から中等度の脱水状態の場合に体から失われた水・電解質を速やかに補給・維持できるように作られています。
ですので、塩分濃度が高めに作られているため、脱水症状になっていない人が飲むと塩分と水分のバランスが崩れてしまい、逆に脱水症状を引き起こしてしまう可能性もあるのです。
経口補水液に対してスポーツドリンクのようなイメージを持つのは間違いのはじまり!です。
本来、経口補水液は医師の指導のもとで飲むことが基本です。
ドラッグストアなどで手軽に手に入りますが、きちんと症状にあわせて薬剤師の説明を聞いて飲むようにしましょう。
甘いジュースや清涼飲料水
甘いジュースや清涼飲料水は、飲みやすいうえに美味しかったり、また爽快感からついつい手に取ってしまいがちです。
でも、熱中症対策としての飲料としてはNGなんです。
甘いジュースや清涼飲料水などにはたくさんの糖分が含まれています。
これらを大量に摂取することで血糖値が上がります。
すると高血糖による喉の渇きから、さらに飲んでしまうという悪循環が発生してしまいます。
これが「ペットボトル症候群」と呼ばれるもので、簡単に言えば急性の糖尿病のような状態で、倦怠感やひどい場合は意識障害などの症状も引き起こしてしまいます。
注意ポイント
緑茶やコーヒー
緑茶やコーヒーには、カフェインを多く含んでおり利尿作用が強く、飲んだ以上の水分を尿として体外に排出させてしまうため、脱水症状を引き起こしやすくなってしまいます。
ポイント
アルコールの摂取
暑い時に冷たいビールは、美味しくて好む人も多いですが、これも要注意です。
特にビールは、カリウムを多く含んでおり利尿作用が強く、飲んだ以上の水分を尿として体外に排出させてしまうため、脱水症状を引き起こしやすくなってしまいます。
冷やして飲む
暑い時には冷たい飲料を好んでしまいがちですが、人間の体にとって「体温」は万全に機能するために大事な要素です。
本来、人間の体は36.5℃~37℃が最も健康な状態で、この温度を保つことで内臓機能も正常に機能します。
冷たいものは少量であれば体温上昇につながりますが、摂り過ぎると手強い冷えになってしまいます。
冷えることで血流が悪化、内臓機能が鈍化してしまい体力消耗にも繋がってしまいます。
冷たいものを適度に摂取するのは問題ありませんが、過剰になると悪影響でしかありませんので注意が必要です。
熱中症対策としての水分補給に適しているのは?
水分補給であれもダメ!これもダメ!と言われると結局「どれがいいの?」と悩んでしまいますね。
熱中症を発症していない状態で、熱中症予防としての水分補給に最も適している飲み物は「水」です。
日常の水分補給は、「水」で何ら問題ありません。
塩分なども通常の食事を心掛けていれば塩分補給をする必要もないため、「水」をこまめに補給すれば十分なのです。
「水」を摂取する時に気を付けたいのが、温度です。冷たいものはできるだけ避け、体を冷やさないよう心掛けましょう。
ポイント
熱中症対策に効果的な食べ物は?
熱中症対策として食べ物も大切ですが、「継続は力なり!」と言うように食べ物などの食生活は毎日継続することで効果が発揮できます。
特に熱中症予防対策としては、日々のバランスのとれた食事で熱中症にも負けない免疫力を強化するのが最も効果的です。
日本で昔から食されてきたもののなかにとってもおすすめのものがあるんですよ!
ポイント
手軽に習慣化できる万能な食べ物とは?
日本のソウルフードと言ってもいい「味噌汁」。
実は味噌汁は、アスリートの食事にも多く取り入れられるほど、体のケアに適しているんです。
味噌汁が免疫力を高めてくれる!
免疫力を支える三本柱とも言うべきものに「腸・体温・自律神経」があります。
味噌汁は、自律神経を整え、血流を促す味噌の発酵パワーとダシ汁のリラックス作用、さらに加える具によって腸を健康にする食物繊維、体温アップに欠かせないタンパク質やビタミン、ミネラルも自在に強化することができるまさに万能な食べ物なのです。
また、汁物ですので食欲がない場合にも摂取しやすく、具材を工夫することで、毎日の食事にも無理なく習慣付けられる万能さも併せ持っています。
熱中症予防対策の食べ物としも、毎日続けて習慣化することで免疫力を強化し、熱中症にも負けない体作りを応援してくれます。
熱中症対策に効果的なグッズは?
強い日差しや熱射によって、熱中症や熱射病は起こってきます。
特に春の時期は、日差し対策を油断していたり、予想以上の強さにやられてしまう人も多いんです。
日傘や帽子、ストール
日差ししに慣れていない春の時期などは、短時間でも熱中症を引き起こすことがあります。
日傘や帽子、ストールなどは定番ですが、必須の熱中症に効果的なグッズです。
直接肌に降り注ぐ直射日光を防ぐことはとっても有効な手段ですので、接触冷感素材を使ったものを活用したりして暑さ対策も含めて熱中症予防するのもおすすめです。
特に見逃しがちな腕や脚もしっかり日差し対策を行いましょう。
紫外線カット日傘
下記の日傘は、遮光率100%・UVカット率は99.9%以上で、撥水・耐風性能のあるかわいい晴雨兼用日傘です。
3段折りたたみ式で持運びにもとっても便利で、傘を閉じる時に、爪を挟まない安全ストッパーがついていますのでネイルを傷めない設計になっています。
また、素材にカーボングラスファイバーを使用して軽さと強度を重視しているなど女子に嬉しい細やかな作りになっています。
ただし、下からの照り返しは防ぐことができません。
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紫外線カット帽子
こちらの帽子は、生地自体に遮光素材を使っていますので、100%紫外線をカットし、汚れたり摩擦しても遮光率が落ちないので、生地が破れない限り半永久に遮光性能はキープされます。
また、太陽光100%カットの遮光素材をツバ裏にも施しているので、地面や壁からの「照り返し」光線もカットします。
生地は日傘と同じものを使用ですので通気性はありません(通気性あり=100%遮光不可能)が、暑さを少しでも軽減すべく、頭内側部分の綿100%黒生地に高レベル接触冷感素材を使用しています。
さらに、内側のポケットに保冷剤が入るので、暑さを感じられる場合は、ミニサイズの保冷剤を入れて使用することもできるなど細やかな工夫が凝らされています。
サングラスを併用すると、目の周りはより効果があります。
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紫外線カットスカーフ
首筋は気づかないうちに日焼けしていることが多い部分です。
こちらの商品は、カーゼ風の素材で通気性も良く、汗も吸収するので夏場でも使いやすいです。
コスパも高く、カラーバリエーションも豊富なので服に合わせやすい色を選びやすいのも嬉しいですね。
2~3種類持っていると重宝します(^^)
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紫外線カットカーディガン
アウターとして羽織るだけで紫外線をカットしてくれます。様々な服装にも合いますし、ゆる可愛いさをプラスしてくれるドルマンスリーブが体型もカバーしてくれます。
ドライタッチでさらりとした肌ざわりなのでチョットの外出時や冷房の効いている屋内などで羽織りやすく便利です。
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また、普段着ている服にスプレーするだけでUVカットできるものも販売されていますので、こちらを使うのも効果的です。
紫外線カットスプレー
こちらの商品は、普段着用する衣服をUVカットにするスプレーです。
衣服の繊維1本1本に薄い紫外線吸収剤をコーティングすることで、有害な紫外線のUV-A波、UV-B波を98%以上シャットアウトします。
また、衣類の通気性を損ねることがなく、蒸れることはありません。ご自分の好きなものをUVカットとすることが可能です。
お肌に直接スプレーするのではないので、敏感肌の方も安心して使うことができます。
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暑さに慣れていない時期にこそ欲しい温湿度計
春の時期などは、外に出て活動している最中に思いの外高い気温や日差しに熱中症を起こしてしまいます。
暑さにまだ慣れていない時期だからこそ、しっかりケアしないと気付かないうちに重症化しやすいですからね。
特に小さなお子さんがいる場合や高齢者の方には、「温湿度計」で現在の状況を明確に確認できるグッズがあると安心です。
下記の温湿度計は、状況によって熱中症の危険度目安を2~4段階でお知らせしてくれます。
持ち運びしやすい手の平サイズで、バッグやベビーカーなどにも付けておけて、外出先でも確認することができます。
熱中症時期だけに限らず、冬場のインフルエンザ時期にも温湿度から危険度目安を表示してくれるので、年中活用できます。
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アウトドアに持っていたいひんやりクールタオル
春は陽気な天気に誘われて、お出かけも増えたり、ちょっと体を動かしたくなってアウトドアやBBQに出掛けたりも。
そんな時に1枚は持っておきたいのが「ひんやりクールタオル」。
水につけて首に巻くだけの簡単スカーフ。
水を含むポリマーシートの気化熱を利用して首周りをヒンヤリ冷却し、体温の上昇を抑えてくれます。
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まとめ
熱中症は、暑さ慣れしていない春の時期から注意が必要です。
知っているつもりが一番危険ですので、熱中症対策の正しい知識を身に付けて家族みんなで元気よくお出かけしましょう!