足首がキュッと引き締まらず、全体的にぼてっと太い象のような足。
鏡で自分の立ち姿を見て、「足首がない!!」なんて、とても悲しいものです。
脚の悩みは、人それぞれで、それぞれの悩みに合った方法で解消するのがおすすめです。
今回は、ゾウ足の原因や特徴は?効果的な象足むくみ改善方法についてご紹介します。
ゾウ足の原因や特徴は?
ゾウ足脚に悩み人の特徴として下記のようなものがあります。
- 全体的に足が太い
- 足首にくびれがない
- 足が常にむくんでいる
- 足先が冷える
ゾウ足になってしまう最大の原因として「頑固なむくみ」があります。
座り仕事の人は、鎖骨、お腹、そけい部、ひざ裏の4か所のリンパ節が圧迫され、リンパが停滞しやすくなってしまいます。
リンパが停滞するということは、リンパ液が滞ってリンパ管が膨張し、老廃物の吸収率が低下し、回収されなかった老廃物が、皮下の組織のすき間に過剰にたまってしまいます。
ゾウ足さんの特徴としてもうひとつ「足首やアキレス腱が硬い」というのがあります。
足首やアキレス腱が硬い場合も、リンパが滞ってしまうため、太い足首の原因となってしまいます。
足首が硬すぎて完全にしゃがめない人も多いので、自分がゾウ足になっていないか?のチェックとして下記のテストをやってみるのもいいですよ。
しゃがみ込みテスト
あります。足首がしなやかに動けないと、必然的に膝関節や股関節にも連鎖的にダメージが加わりやすくもなるので、足首の柔軟さは大切です。
女性の場合は、男性に比べ筋肉量が少ないため、リンパを戻すポンプ役であるひざ下の「下腿三頭筋」の力も弱いことなどから、むくみも慢性化しがちです。
ゾウ足が気になる場合は、足首だけでなく、足の付け根部分も含め、足全体のほぐしと、お腹やそけい部のストレッチなども取り入れるのがおすすめです。
効果的な象足むくみ改善方法は?
ゾウ足の原因となる「足のむくみ」には、「筋肉をやわらかくすること」が大切になります。
筋肉がやわらかくなることでリンパの流れも良くなるので、重要なリンパ節がある場所の筋肉の伸び縮みさせる動作を繰り返すことで多量のリンパがドッと流れ出し、むくみ改善&ゾウ足の改善に効果的です。
下半身のリンパ流しストレッチ
①まず仰向けに寝て、仰向けの状態で、片側の足首を曲げ、つま先を天井に向けます。
②つま先は天井に向けたまま、膝を胸のほうに引きつけます。
③引きつけた足を伸ばし、かかとを前にぐーっと押し出します。かかとは壁に向かって押す意識で!
この動きを左右5回づつ程度繰り返しましょう。
ひざを胸に引きつけたあと、かかとを押し出す動きによって、「そけい部」と「ひざ裏」のリンパ節が刺激されます。
なお、かかとを押し出す動きのときにお腹も意識することで、下腹が収縮し、腹圧が上がり、お腹のリンパ節も刺激できますよ!
そけい部のリンパストレッチ
①椅子に浅く座り、両足を少し投げ出すように座り、顔を上げて背中を伸ばして右ひじをゆっくり左のひざに持っていきます。
②次に、上記と同様に左ひじを右の膝に持っていきます。
ポイント
この動きを左右5回づつ程度繰り返しましょう。
座り仕事によって慢性的にむくんでいるのが、両足の付け根のそけい部です。
むくみはそのまま、太ももの太さやお尻の大きさ、セルライトにも反映されるので、上記のひねりのある動きでしっかり刺激して、美脚はもちろん美尻も目指しましょう!
ふくらはぎの強化でポンプ力アップ!
①床にあおむけに寝転がり、両足を真上に上げて、足首からつま先を回します。
ポイント
この動きを内回し、外回し、それぞれ左右10回づつ程度行いましょう。
簡単そうで、意外とつらいこの動きは、円をきれいに描くことを意識して行うことで、ふくらはぎの筋肉がしっかり鍛えられ、リンパを戻すポンプの役割を果たす筋肉の強化が図れます。
ストレッチで筋肉をやわらかくするストレッチと、ふくらはぎの筋肉も鍛える運動も取り入れることで、むくみもすっきり解消するとともに、むくみにくい体つくりも目指せます。
まとめ
上記のストレッチなどは、1日やったからといってすぐに効果が出るものではありません。
ある程度、まずは1週間程度は続けるようにしましょう。
全身のリンパの循環が安定し、改善がみられたら、継続して取り入れるのがおすすめです。
また、ストレッチは、1日の疲れが溜まった夜に行うのがおすすめですよ!