埼玉県 奥秩父の山の中に鎮座する「三峯神社」。
関東最大のパワースポットとしても有名ですが、毎月1日 朔日限定の「白い氣守り」も人気が高いんですよね。
この「白い氣守り」を授与するには、とにかく1日に並ぶしかありません。
それこそ、渋滞や混雑など一苦労も二苦労もあるわけですが、それを乗り越えて手にする「白い氣守り」には、手にした人にしか味わえない嬉しさや尊さがあるものです。
今回は、白い氣守りを求めて1日 朔日に実際に行ってきた体験談や混雑具合&渋滞など行くときの注意点などもあわせてご紹介します。
三峯神社 1日に行ってきた!混雑&渋滞など行くときの注意点をご紹介!
「関東最大のパワースポット」とメディアでも紹介されている埼玉県秩父市三峰にある「三峯神社」。
三峯神社は奥秩父の三峰山山頂、標高1102mの場所にあり、一度足を運んだことのある方ならわかるかもしれませんが、下界とは違う空気が流れており、まさに「神域」といった雰囲気。
その神域には森厳な空気が流れ、そのなかで数千年もの歴史を持ち、厳かに佇む本殿や神木などはまさに特別な「氣」を感じるものでもあります。
もともと三峯神社は、神様の気力を分けてもらえる神社でもあり、境内は古木に囲まれ、霊気・神気に満ち溢れています。
三峯神社の基本情報
●TEL:0494-55-0241
●交通:【電車】西武鉄道西武秩父駅からバスで75分(三峯神社行き急行バス利用)
【車】関越道花園ICから車で120分
三峯神社のご利益とは?
・伊弉諾尊 (いざなぎのみこと・夫/兄神)
・伊弉册尊 (いざなみのみこと・妻/妹神)
三峯神社の神様は、「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」と「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」で、日本の国や日本民族を産んだと伝える夫婦の神様です。
中世以降は修験道が栄え、武将たちの崇拝を集め、剣豪・宮本武蔵も同社で修業し、二刀流で知られる「二天一流」を開眼したといわれており、空手家として有名な大山倍達もここで修業していました。
三峯様は、火難除、盗難除をはじめさまざまな災いを防ぎ、良縁を結び願い事を叶えてくれる神様として信仰されています。
三峯神社のご利益
- 願望実現
- 仕事運
- 金運
- 明確な目標・意思を持つ人に、強い運気をもたらす
- 粘り強いパワーをくれる
- 困難を切り抜ける力をくれる
- 心身の浄化
- 気力アップ
もともと三峯神社は、神様の気力を分けてもらえる神社でもあります。
拝殿前にある巨大なご神木に触れることで、気力を分けてもらい、生活に活力をもたらすことができると言われています。
そのため、ご利益を授かるというよりも、神様の気力を分けてもらい自分自身に「氣」を注入することで活力ある日々を送ることができる!自分自身に活力をみなぎらせることで、様々なことがうまくいく!といった効果があると考えたほうがいいようです。
三峯神社の参拝時間は?
参拝時間や御朱印がいただける社務所のあいている時間は下記のとおりとなっています。
6:00頃 ~ 19:30ぐらいまで
社務所があいている時間
8:00頃 ~ 17:00ぐらいまで
三峯神社は24時間参拝可能となっているサイトもあったりしますが、24時間参拝可能ではありませんのでご注意を!
三峯神社では、門が閉まったりということはないですが、不審者が入らないように防犯センサーが作動しているので、上記の時間以外は入ることができません。
御朱印をいただく場合は、社務所があいている時間に参拝するといただくことができます。
三峯神社のアクセス方法は?
標高1102mの場所にある三峯神社へのアクセスは、電車を利用して「三峰口駅」より西武バスで三峯神社へ行く方法と車を利用してのアクセスに限られてきます。
電車を利用する場合
●西武鉄道・特急レッドアローで西武秩父駅(1時間20分)⇒三峯神社行き急行バス(約1時間30分)
●御花畑駅から秩父鉄道に乗り換え終点の三峰口駅⇒西武バスで三峯神社
八王子駅から
●JR八高線で東飯能駅⇒東飯能駅から西武鉄道に乗り換え西武秩父駅⇒三峯神社行き急行バス
●御花畑駅から秩父鉄道に乗り換え終点の三峰口駅⇒西武バスで三峯神社
上野駅から
●JR高崎線で熊谷駅⇒熊谷駅から秩父鉄道に乗り換え終点の三峰口駅⇒西武バスで三峯神社
三峯神社行き西武バスは基本的に1時間に1本の割合での運行となってるため、事前に時間など確認してから行くことをおすすめします。
また、帰りの三峯神社発の最終も16時台と早いためしっかりと確認してから行くようにしましょう。
西武観光バスHP:http://www.seibukankoubus.co.jp/
毎月1日をはじめ特定日に限り、運行計画が変更となる場合がありますのでご注意を!
車を利用する場合
●関越自動車道・花園ICより国道140号線、皆野寄居バイパス経由で約2時間。
山梨方面から
●中央自動車道・甲府昭和ICより国道140号線、雁坂トンネル経由で約2時間半。
三峯神社 1日 白い氣守りの混雑具合は?実際に行ってみた体験記をご紹介!
毎月1日 朔日限定で頒布される「白い氣守り」。
1日の混雑具合など事前に調べてみましたが、気が遠くなるほどの渋滞状況などが目に入り、行くことを断念しようかとも思いましたが、しっかり気合を入れて行ってきました!
三峯神社の鳥居は、日本に7つしかないといわれる「三ツ鳥居」という珍しい鳥居。
そのわきには、狛犬ならぬオオカミさんも鎮座されていました。ムキっと筋肉質なお姿です。
この日はあいにくのお天気で、神社内で下界が一望できる唯一の場所である遥拝殿からの景色も真っ白。見事な真っ白さに逆に神秘的でなかなか味わえないかな?と開き直って楽しく参拝に向かいます^^
随身門をくぐり、しばらく歩くとついに拝殿が!!煌びやかで見事な装飾は霧のなかでも健在で美しかったです。
事前に調べてて絶対に見よう!!と決めていた敷石に突然現れた龍。てっきり手水舎付近にあるのかな?と探しまくっていたんですが、拝殿のすぐ横の敷石だったんですね^^;しっかり龍とわかるお姿が!!感動!!
この龍、瑞祥らしく、これを写真に撮って待ち受け画像にすると良いことが起こるのだそう!!ってことで、しっかりと写真におさめ待ち受けに。
そして三峯神社に来たらしっかりとご神木様にもご挨拶を!ご神木様まさに荘厳な雰囲気出まくってました^^実際に触れることもできるなんてありがたい限りです。
みなさんやはり抱きついたり、何か言葉をつぶやきながら手をあてたりと、みなさんそれぞれ色んな形でご神木からパワーをいただいてました。私もしっかりとパワー注入!!!!!
三峯神社 白い氣守りを手に入れるなら前日入りがおすすめ!
毎月1日 朔日限定で頒布される「白い氣守り」を入手しようとたくさんの人が訪れる1日。
私たちは、事前に色々と調べた結果、前日入りして三峯神社を目指すことに決めました。
というわけで、前日の14時頃に三峯神社到着を目指して出発!
「なんで、そんなに早く!?」
と、思われる方も多いかもしれませんね^^;
いろいろ事前に調べた結果、三峯神社の駐車場は1日の前日 夜9時~11時頃にはほぼ満車となる感じだったため、その時間に着くように行こうかとも考えたんですが、初めての三峯神社で、三峯神社に続く道は山道・・・しかも夜に・・・って大丈夫かな?と、なったんです。
夜の山道って結構、怖いですからね。しかも三峯神社は標高1000m超えですし、山道も長そうですしね。
しかも、その日の天気は「雨」予報。暗くて天気も悪い山道&慣れない道を行くよりも、明るいうちに到着したほうが安全かもね!となったわけです。
それに1日はたくさんの人が訪れるだろうから、ゆっくり境内を見ることも難しいかも!?見てまわるにしても行列で時間がかかるかも!?と考え、前日の早い時間に到着して先に参拝&写真撮影などしながらゆっくり三峯神社をまわろう!となりました。
三峯神社の駐車場情報&車中泊&混雑具合は?
8:00~18:00(無休)
下記は1日の前日の夕方17時頃の駐車場の様子です。
前日に行った時には上記の写真のように駐車場の営業時間のところは養生テープで目隠しされていました^^;
通常は社務所が8時頃からあいたり、バスも9時以降しか運行しないため、だいたい8時頃からあいてるそうです。
白い氣守りが頒布される1日の前日などは、前日入りして車中泊する人も多いらしく、駐車場は基本的に常時開放されているそうです。
駐車場の係の人も深夜から早朝まで見回りや誘導などしてくれていたので、本当に感謝ですね。
ちなみに私たちのように前日入りしている人、多かったですよ!
私たちが行った時、上記の写真のように夕方頃の駐車場はまだ余裕で駐車できる状態でしたが、そのほとんどが車中泊の準備をしている方々ばかりでした^^
そして夜になると段々駐車場も混み始め、23時頃にはほぼ満車に近い状態になっていました。
「雨で天気も悪いから、そんなに人も多くないかもね~。」なんて話してたら、前日からこの状態でみんなの気合の入りように白い氣守り人気の高さを実感!^^;
大型のマイクロバスやキャンピングカーなどで来られている方もいて、確かに車中泊するならキャンピングカーいいかも♪とも思いましたが、あんな大きな車で、のぼってきた狭い山道を運転する自信が自分にはないなorzと、憧れの眼差しで見つめてしまいました。
三峯神社 駐車場のトイレは?
車中泊となると気になるのがトイレだったりしますよね。
三峯神社の駐車場には上記のように駐車場のすぐ横にトイレが隣接されているので安心です。最近作り変えられたようで、広くてキレイで、全室シャワートイレになっていました。
ちなみに私たちは、トイレ情報があまりなかったため、念のためトイレットペーパーなど持参して臨みました。
実際には使うことはなかったんですが、もしもの時のためにトイレットペーパーなども持参しておくと安心かもしれませんね。
三峯神社 駐車場での車中泊の感想
標高1100mということもあり、夜間の寒さなどを考慮して上着や毛布などはしっかりと持参。
やはり、深夜の時間帯から早朝にかけての冷え込みは9月でもありました。
しっかりと防寒準備&対策は行ったほうがおすすめです。
あと、深夜に駐車場への出入りもあるので、車のライトなどが気になる人は、窓の目隠し対策などやっておくと、車のライトも気にならないかもしれません。
あと、食べ物や飲み物などは、事前にある程度購入してから行ったほうがいいかもしれません。
私たちが行った時には駐車場に、下記のようなたこ焼き&焼きそば売りのテントがひとつ立っていて買えるようになっていました。
自動販売機もトイレ近くに並んでましたが、売り切れになっている種類もチラホラ。
三峯神社 白い氣守りをめでたく入手!
私たちがいった2017年9月1日 朔日限定白い氣守りの頒布は下記の予定でした。
〇午前4時30分 引換券配布
〇午前5時00分 御守頒布予定
〇午後4時30分 引換券配布終了
〇午後5時00分 御守頒布終了
前回8月1日は夏休み期間中ということもあり、午前2時から頒布だったようなので、今回は若干遅めの頒布開始です。
そして前日入りしていた私たちは見ました!前日の夕方16時過ぎ頃からこの引換券配布場所である「三ツ鳥居」の前に並ぶ強者たちの姿を!!
霧雨のなか、こんなに早くから並ぶとは!!!
私たちはそこまでの気合いや根性がなく、車中泊して引換券配布の午前4時30分頃に起床。
すごい行列かな?と思いきや三ツ鳥居周辺は閑散としており、並ばずに引換券をいただけました。
引換券をいただいたら、今度は鳥居をくぐって本殿のほうへ、本殿に続く道はさすがに行列になっていました。
実はこの行列、参拝を済ませた後にお守りをいただきたい人は参道の列に並ばないといけないんですが、私たちは前日に参拝など済ませていたので、その列には並ばず、お守り(社務所)の列へ直行!!
なお、三峯神社では1日の朔日限定の白い氣守りのほかにも、朔日限定の「白い御朱印帳」もあるので要チェックですよ!
三峯神社 御朱印の時間は?1日限定の白い御朱印帳も要チェック!
というわけで、大変な行列を予想していたのですが、スムーズに白い氣守りをいただけてとってもラッキーでした^^
私たちが駐車場を出ると、駐車場待ちの渋滞はずっと続いており、三峯神社駐車場から約6km程度続いていました。
まとめ
前日入りして車中泊って、正直大変ですが、三峯神社の白い氣守りを目指す方は、できれば前日入りがおすすめです。
駐車場さえ確保できれば、あとはとにかく待つだけなので、安心感が違います。
前日入りして参拝やゆっくり境内を見る時間もとっておけば、1日当日の混雑や行列も気にせず、白い氣守りだけをスムーズに入手できることができるので良かったと思います。
前日は、混雑もそれほどなかったので、茶店で三峯神社名物の「わらじかつ丼」も堪能できましたし、興雲閣の温泉「三峯神の湯」もゆっくりしっかり味わえて満喫できました。
白い霧の中でしたが、奥宮に続く山道を散策もできたりして、神秘的な雰囲気の中、体じゅうに三峯さんの貴重な氣をたくさん吸収することもできて、結果とてもよかった気がします。
あとで知ったんですが、三峯神社では「霧=オオカミ」と言われて晴れた日よりも、少し雲りがかっていて霧が出ている日がおすすめなんだとか。
霧がたくさん出ている日はオオカミの神様が現れやすく、不思議な現象が起こるのだそうです。
確かに、お天気が悪くてガッカリな感じもしましたが、お天気の日よりも神秘的で幻想的な雰囲気を味わえたし、生まれたての澄んだ三峯の気をたくさん注入できた気がします。
あと、私たちが行った9月1日は「大安」だったそうで、大安の日など日がいい日は、白い氣守りをいただきに来る人も増えるそう。
今度の12月1日は、「大安&一粒万倍日」とあって、縁起のいい日にあやかって訪れる人も多いかもしれませんね。