満20歳になった青年男女を祝う「成人の日」。
名実ともに大人への仲間入りする人生の大きな節目でもある行事でもあります。
人生の節目を祝って、成人祝いを贈られる方もいらっしゃることでしょう。
大人の仲間入りする新成人に心からのお祝いを伝えられるといいですね。
今回は、成人祝いの相場についてや、渡す時期&のしの書き方などのマナーについてもご紹介します。
成人祝いの相場は?
成人のお祝いは、身内のお祝い事のため、身近な人で祝うのが一般的です。
祝い膳を用意したり、家族で外食をするなど、家族や身内でこれまでの成長や新しい人生の節目、大人の仲間入りの門出をお祝いします。
成人のお祝いにおすすめのギフトは?
成人のお祝いに何か贈り物をする場合は、一人前の大人の仲間入りする節目のお祝いでもあるため、それにふさわしい品を選ぶようにしましょう。
ポイントは、社会に出てからも役立つ品!
両親からのお祝い【男性へ】
- スーツ
- 礼服
- ネクタイ
- 腕時計
- バッグ
- 靴
- 名刺入れ
両親からのお祝い【女性へ】
- 振袖
- 礼服
- パールのネックレスなどのジュエリー
- ハンドバッグ
- スーツ
- ワンピース
- 腕時計
親しい人や親戚からのお祝い
- 革小物(バッグ、名刺入れ、バッグなど)
- フォトフレーム
- ネクタイ
- バッグ
- 名刺入れ
- 生まれた年のワイン
- アクセサリー
- 印鑑
贈り物の場合は、本人の好みなどもあるため、本人の好みを聞くか、一緒に買いに行くなどするのがおすすめです。
また、贈り物ではなく、成人のお祝いとしてお祝い金を包むこともあります。その場合の相場について下記にご紹介します。
成人のお祝い金額の目安
- 祖父母:1万円~5万円
- 伯父伯母・叔父叔母:1万円~
- その他の親類:5千円~
- 親の友人や知人:5千円~
成人のお祝いは身内のお祝いですので、儀礼的なつきあいでのお祝いは不要です。
成人祝いを渡す時期は?
一般的に成人のお祝いは、成人式までに渡すのがマナーとされています。
成人の日が1月の第2月曜日のため、新年の集まりの際に渡す人も多くいらっしゃいます。その際には、お年玉と成人祝いを一緒にして渡すのはやめておきましょう。
お年玉と成人祝いはあくまで別物です。
成人のお祝いは、人生の節目となる大切なもの。「親しき仲にも礼儀あり」というように、新たな門出の祝福にふさわしく礼儀を尽くしたお祝いを心がけましょう。
成人式を過ぎても成人祝いを渡してもいい?
ついうっかり渡すのを忘れてしまったり、贈るタイミングを逃すこともありますが、お祝いをすることはできます。
成人祝いも、渡す時期を過ぎたとしても、何かのタイミングに合わせて渡すようにしたり、気付いた時点で「成人おめでとうございます。お祝いが遅くなり申し訳ございません。」というように非礼を詫びる言葉や手紙を添えて渡すようにすれば問題ありません。
成人のお祝いは、一生に一度のお祝いですので、出来ればその時期にお祝いの気持ちを伝えられるようにしたいものですね。
成人祝い のしの書き方などのマナーもご紹介!
成人祝いはお祝い事ですので、水引は慶事の紅白で「蝶切り(蝶結び)」のものを用います。
ポイント
成人祝いの熨斗の表書きは?
上段には、「御祝」や「御成人祝」、「祝御成人」、「成人式御祝」と書き、下段には、贈る人の氏名をフルネームで書き入れます。
祝儀袋も、水引が印刷されてあるものがあったり、選ぶ時に迷う方もいらっしゃいます。
袋だけ立派で、中味と釣り合いが取れていないものは不恰好でもありますので、包む金額が1万円程度であれば、水引が印刷されているものを使用するのが一般的です。
ちなみに、ご祝儀袋を購入する際、ご祝儀袋のパッケージにご祝儀額の目安が書かれてあるで、それを参考に選ぶのもよいでしょう。
お祝い用の紙幣は新札を用意!
お祝い事には新札を用意して包むのがマナーです。お札は肖像がある側を封筒の表面を向くように入れます。
まとめ
成人のお祝いは、人生の節目のお祝い。
人生の節目の喜びを心からお祝いしてあげたいものですね。