満開の桜とともに、晴れやかな子どもたちの入学式。
小学校への入学は、子どもたちにとって新たな社会への第一歩ともなる特別なものです。
この間まで、まだあどけなさが残っていた子どもたちも、小学校に入学すると急にたくましく、大人びていくものです。
そんな大切な門出を心からお祝いし、これからの豊かな成長を応援していきたいものですね。
今回はそんな小学校の入学祝いに関する情報をお伝えしていきます。
小学校の入学祝いの金額は?
入学祝いは、基本は「身内だけの内祝い」のものですから、送る相手の範囲は、甥御さんや姪御さんまでとなります。
ですが、それ以外にも、「友人の子どもには?」、「お世話になってる会社の上司のお子さんには?」といった場面もあります。
そういった場合は、「日頃のお付き合いの度合いによって決める」というのがベストです。
ポイント
小学校の入学祝いの金額は、地域等によってバラつきがあり、なかには数万円を送る場合もありますが、一般的には下記の金額が相場となっています。
■身内の場合・・・・・5,000 ~ 10,000円
■身内以外の場合・・・3,000 ~ 5,000円
あまり高額すぎると贈られた側が困ってしまうケースもあります。入学祝いには基本的にお返しはしないものなので、あまり高価なものは相手側が気を使ってしまいます。相手に負担を感じさせない程度の金額を選びましょう。
小学校の入学祝いを渡す時期は?
小学校や中学校の場合、必ず入学することが決まっていますので、 3月初旬~中旬が適切です。
遅くとも入学式の1週間前までには渡すことが一般的です。
また、卒業祝いと入学祝いをかねても大丈夫ですので、卒業祝いを渡していないけど、どうしようと悩む必要はありません。
入学祝いは本人(入学する子ども)に贈るものですので、3人お子様がいらっしゃる場合は、第2子や第3子でも必ず贈ることが礼儀とされています。
一番上のお子さんだけに贈って、第2子や第3子には贈らないというのはNGです。
入学祝いは、「本人(入学する子ども)に贈るもの」ということを忘れずに。
小学校の入学祝い!現金以外のおすすめも知りたい!
小学校の入学祝いで、現金以外のお祝いでおすすめなものをご紹介します。
贈られた側でもらって嬉しかったものを、理由も合わせてご紹介します。
■名前入り鉛筆&電動鉛筆削り
(※鉛筆は学校指定の濃さ(2B等)があるので事前に確認必須)
⇒「書き取りなどでよく使うため、すぐになくなってしまい、たくさん頂いて助かった。」
⇒「電動の鉛筆削りは高価(5,000円程)なので、買うのを渋っていたが、鉛筆とセットでもらってとても嬉しかった。」
■図鑑(※特に男の子には人気!)
⇒「いろんなシリーズの図鑑があり、揃えるだけでも大変なので、図書館で見るぐらいだったのですが、入学祝いで頂いて子どもがずっと見ている姿を見るともらってよかったと思う。」
■靴
⇒「すぐに汚れるし、破けたりダメになるので何足も欲しい。」
■靴下
⇒「本当に助かる。遊んでなくしてきたり、すぐ穴が開いたりしてダメになるので何足も欲しい。」
■ハンカチ(タオルハンカチ)
⇒「いくつあっても嬉しい。ハンカチとティッシュは必須で持って行かないといけないので。」
■リュックサック
⇒「小学校に入って習い事をはじめたので、習い事に使えるリュックは助かりました。」
■時計(腕時計)
⇒「バッグにつけられるような時計を頂いて、リュックにつけて塾に通っています。見やすくてかわいいし、本人もお気に入りです。」
■財布
⇒「習い事が増えたので、お金を持たせる機会が出てきて、自分用のお財布を頂いてちょうど良かった。」
■水筒(ステンレスボトル)
⇒「学校や、塾やお出かけ時など、常に持ち歩く機会が多いので、重宝する。」
■図書カードやクオカード
⇒「せっかく頂いても自分たちで買ってしまったものと被ったりしてガッカリした経験があるので、無難なものが一番だと思った。」
やはり、実用的で何個あっても助かる!というものが一番です。
是非参考にしてみてください。
親しい間柄でしたら、何が必要かを直接聞いても失礼にはなりません。
学校によっては文房具にも学校指定のものがあったりするものです。事前に聞けるのであればそれから品物を選ぶのがスムーズです。
まとめ
いかがでしたか?
- 小学校の入学祝いには、一万円までが一般的。
- 渡す時期は、3月初旬~中旬まで。遅くとも入学式の一週間前までには渡すのがベスト!
- 贈り物は、実用的で何個あっても助かる!必要!なものが好まれる。
初々しい入学シーズン、みなさま笑顔になれる入学祝いになるといいですね。