「キレイになれば気持ちいい」わかっちゃいるけど掃除って面倒くさいものです。
特に面倒くさいのが、1年間放置して油でギトギトになっている換気扇と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな換気扇の掃除は、やり方次第ですごく楽になってしまうんです!!
今回は、定期的な掃除でも、年末の大掃除でも使える換気扇のおすすめの掃除法&洗剤についてご紹介します。
換気扇の掃除の効果的な方法は?
兎にも角にも換気扇の掃除で一番大変なのは、ギトギトの油汚れではないでしょうか?
1年間放置してこびりついた油汚れは、ちょっとやそっと擦ったぐらいじゃ落ちないので、換気扇の掃除は相当な重労働なんですよね。
でも、安心してください。これから、換気扇の油汚れを簡単に楽に落とす方法をご紹介していきます。
油汚れには浸け置き大作戦!
「換気扇の掃除は重労働である!」と思っている方がよくやってしまうのは、洗剤を使って時間を置かずに、こすったり、拭いたりしてしまうことです。
特に、大掃除を行う年末は、冬場で気温が低いため油汚れが固まり、非常に取れにくい状態になっています。この状態で洗剤をつけて力任せにこすったり、拭いたりしても効果は全くと言っていいほどないでしょう。
換気扇を掃除する際の最大のポイントは、ズバリ「浸け置き」です!
換気扇についている手ごわい汚れはなんといっても「油汚れ」です。油汚れには洗剤を用いるのが一番簡単で効果も高いのですが、洗剤の効果を発揮させるためには時間をおくことが必要になってきます。
特にがんこな油汚れは、洗剤を浸け込んで油を分解させることが大事なんです!
この浸け置き作業をせず、こすったり、拭いたりすると油汚れに対して洗剤の効果が浸透しきれず、表面の油だけが分解して、油が伸びるだけでがんこな油汚れまで落とすことができないんです。
浸け置きの時間っていったいどれぐらい必要なの?
目安は1時間程度(最低でも30~40分程度)が理想的です。
定期的に掃除をしていなくて、ガンコな油汚れになっている場合は、もう少し多めの1時間半~2時間程度おくと良いでしょう。
換気扇のこびり付いた油汚れには「アルカリ剤」か「溶剤」が配合されている洗剤を使うと良いでしょう。
「アルカリ剤」の特徴は、固くなった油汚れをふやかして分解し、汚れを落とします。
強いアルカリ剤はアルミ製品に使うと腐食するので注意が必要です。
「溶剤」の特徴は、固くなった油を外側から溶かして汚れを落とします。
金属製品に使う場合は錆が出やすくなるので注意が必要です。
時間をおいても取れない油汚れの場合は、下記の方法をお試しください。
お湯と組み合わせる
油は性質上、熱くなると溶け、冷たくなると固まりますので、大掃除など年末の寒い時期に掃除をする場合は、お湯につけるなど油を溶けやすくすると効果が高くなります。
ガンコな油汚れには、お湯と洗剤を組み合わせるのはとても効果的な掃除方法なんです。
しかし、「換気扇を浸け置きするほど大きな入れ物なんて家にない…」なんて方もいるかもしれません。
安心してください、どこの家にも『あるもの』で換気扇を簡単にお湯につけることができるんです!!
そのあるものとは…「ゴミ袋」です。
換気扇をお湯に浸け置きする方法
- ゴミ袋(45リットル以上)を2枚以上用意する。
※破れても大丈夫なように。 - シンクが傷つかないように、タオルなどを敷く
- ゴミ袋を重ねて広げる
- 取り外した換気扇(ファンやフィルターなど)をゴミ袋に入れる
- お湯(40℃~50℃程度)換気扇が浸かるぐらい入れる
※お湯の温度が高ければ洗剤の浸透力も高まるので、ガンコな油汚れの場合は温度が高めのお湯を使用すると効果的です。
※温度が高いお湯は、温度の高いお湯を使うと火傷の可能性も高くなるので注意してくださいね。 - 洗剤を入れ、ゴミ袋の口を絞める
※洗剤は多めに入れるのが良いでしょう。 - 一定時間浸けておく
- 中身を取り出し、洗剤をつけたスポンジで洗う
- お湯で絞った雑巾で汚れをふき取る
※水で拭くと油が固まり、取りにくくなるため
換気扇のファンを止めているネジは通常とは逆(時計回り)になっていることがほとんどですので、無理に回さないように気をつけましょう。
換気扇をお湯に浸け置きできないときは?
上記の「浸け置き」ができない場合は、キッチンペーパーを用意して換気扇に洗剤を貼り付けるという方法もあります。
※ラップとドライヤーを用意するとより効果的です。
- 換気扇にキッチンペーパーを敷き、その上から洗剤を吹きかける。
- 全体的に吹きかけたら、その上からラップをかぶせる。
- ラップの上からドライヤーで熱を与える。
- 油が浮き上がるのが見えるので、キッチンペーパーやラップを剥がし、ふきんなどで拭き取ります。
ポイント
ポイント
ポイント
換気扇の掃除に重曹は効果があるの?
「掃除をするときに重曹がいいと良く聞くけれどホント?」と思われる方もいらっしゃいます。
重曹は掃除にも多く使われており、環境にも優しくおすすめです。
メモ
では、どうして重曹が換気扇などの掃除に効果的なのかご説明します。
家庭での汚れは、「酸性の汚れ」と「アルカリ性の汚れ」に大きく分けることができます。
今回のように換気扇などの油汚れは、「酸性の汚れ」に分類されます。
かんたん説明
重曹は水に溶かすと「弱アルカリ性」となり、「酸性の汚れ」を中和する効果があり、汚れを浮かせることができます。
ポイント
重曹を沸騰させて「炭酸ソーダ」を作ることも出来ますが、アルミ製品などは変色したり、腐食したりしますので注意が必要です。
注意ポイント
上記にご紹介した浸け置きの洗剤としても非常に効果があります。
割合としては、お湯:重曹=10リットル:1カップ を目安にしてください。
ポイント
ポイント
ポイント
ただし「重曹」は、油汚れなどに効果的ですが浸け置き時間が市販の洗剤よりもかかってしまうという欠点もあります。
そんなに時間が取れない方には、市販の洗剤を使うことをおすすめします。
換気扇の掃除に使う洗剤 市販でおすすめなのは?
「市販されている洗剤で効果的なのはどれ?」とお探しのあなたにおすすめの洗剤をご紹介します。
私が、「こっ、これは楽チン!!」と発見した洗剤です。この洗剤を使って浸け置きをするととても効果的です!
前章でも紹介した「アルカリ剤」と「溶剤」が配合されているものも販売されており、こちらは即効性もありおすすめです。
また、市販されている洗剤は効果が高いのでガンコな油汚れも効果的に落とすことが出来ます。
ただ、市販されている洗剤は効果が高い分、成分も強いので、肌に触れた場合には肌荒れなど起きやすいので、必ずゴム手袋を着用して、万が一の時のために、メガネをつけて掃除するようにしてくださいね。
ゴム手袋やメガネを着用するのであれば、「マジックリン」や「スーパーブレークアップ」は即効性がありおすすめです。
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また、換気扇専用のクリーナーもでています。
下記に紹介する「リンレイ 換気扇レンジクリーナー」は、細かな目地までキレイにしてくれ、浸け置き時間もほぼゼロで素早く強力に油汚れを分解してくれる優れものです。
なお、小さい子供やペットがいる家では、強力な洗剤は使いにくいものです。
そんな方には、電解水(pHを変えた水)なども安全性が高いためおすすめです。
下記にご紹介する「超電水クリーンシュ!シュ!」は、水から生まれた電解アルカリ水100%ですので、赤ちゃんが口に入れるオモチャやペットのおもちゃなどに使うことができます。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、定期的な掃除でも、年末の大掃除でも使える換気扇のおすすめの掃除法&洗剤についてご紹介しました。
換気扇などについたガンコな油汚れを落とすには「浸け置き」がポイントです。
少し時間をおいてキレイに拭き取れば簡単に汚れを落とすことができますので、是非お試しください。
年末の大掃除を簡単にきれいに終わらせて、気持ちの良い新年を迎えましょうね!