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【体験談】迷い犬を見つけたらどうしたらいい?対応の仕方をご紹介!

迷い犬

先日、犬の散歩をしていると、1匹のワンコちゃんがひょこひょこと私たちの後をついてきました。

「あれ?飼い主さんはどこだろう?」

と、あたりを見渡しましたが、飼い主さんらしき人はどこにも見当たりません。

「この犬、首輪もしていないし、もしかして迷子なんじゃない!?」

それまで迷い犬の張り紙などは見たことはありましたが、実際、自分が迷い犬を見つけるといったことはなかったので、「どうしたらいいんだろう?」と、困ってしまいました。

あなたは迷い犬を見つけたらどうしますか?

迷い犬を見つけたら、まずはどうすればいいのか?どこに連絡をしたらいいのか?など、今回は我が家の体験談を交えてご紹介します。

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迷い犬を見つけたらどうしたらいい?

迷い犬を見つけたときにまず最初に確認すること

迷い犬を見つけた時、まずはよくその犬を観察しましょう

まずは、首輪をしているか?

首輪をしている場合は、首輪の裏側などに住所が書かれていたり、迷子札がついている場合は、そこに連絡先などが刻印されている場合もあります。

飼い主さんの連絡先がわかるものがあれば、すぐに連絡してあげてください。

犬の様子を確認する

犬も人間と同じようにパニックになることがあります。

迷子になって、場所もわからない、知らない人に囲まれるといった状況になると犬も不安なものです。

まずはすぐに手を出したりせずに、一定の距離を保ちながら犬の様子を確認しましょう。

極度に怖がっていないか?

威嚇(吠える・歯をむき出しにする・うなるなど)していないか?

無理やり抱きかかえようとしたりすると警戒心から人間に危害を加えることもあり得るので、まずは声を掛けたりしながら犬の状や様子を確認しましょう。

なお、迷い犬を見つけて戸惑うのが、「どこに連絡すればいいのか?」ということかもしれません。

迷い犬は、飼い主さんが探していることもあるため、迷い犬を見つけたら、まずは公的機関に連絡するようにしましょう。

迷い犬を見つけたらどこに連絡したらいいの?

警察署
近くの交番でも受け付けてくれます。

「迷い犬を保護しました」と伝えると、「拾得物」の手続きや届け出をしてくれます。

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迷い犬は、法律上「モノ」として扱われるため、落し物として対応されます

警察には、自分の氏名電話番号などの連絡先のほかに、犬を発見した時間や場所その時の状況犬の外観などの特徴(犬種がわかる場合は伝える)、現在の犬の状況など、わかる範囲でいいので伝えるようにします。

飼い主さんは、犬を探す際に、警察に連絡することが多くあります。

また、迷い犬を家で保護するような場合でも、犬を勝手に連れて行った、盗まれたなどと変な誤解を招かないよう、まずはきちんと警察に届け出ておくことが大切です。

保健所・保護センター、動物管理センターなど
迷い犬は、保健所や動物保護センターなどに保護されることが多いです。

警察に届け出た後は、保健所や動物保護センターなどの自治体の機関にも連絡を入れておくようにすると安心です。

飼い主さんも、保護施設などを中心に探される方も多いので。

迷い犬を自分の家に連れて帰って保護してもいいの?

心細そうな迷い犬の姿を目の前にすると、そのまま置いて帰ってしまうのはかわいそうな気がしてしまうもの。

でも、迷い犬を勝手に自分の犬として飼い始めた場合は、遺失物横領罪などあたり、法に抵触してしまいます

迷い犬を家で保護するような場合、犬を勝手に連れて行った、盗まれたと変な誤解を招かないよう、まずはきちんと警察に届け出ておくことが大切です。

そして、警察に届け出た後で、保健所や動物保護センターにも自分が犬を保護している旨を伝えておけば、保護した犬を家に連れ帰っても問題ありません。

保健所などの公的機関で犬を保管してくれる期間は、おおよそ3日~1週間程度の期間といわれています。もし、この期間内に飼い主が見つからなかった場合には、殺処分されてしまう場合があります。

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迷い犬を自分の家で保護する場合は最後まで面倒をみる覚悟が必要

自分で迷い犬を保護する場合、最悪のことも想定しての対応が必要となります。

それは、飼い主がみつからなかった場合のこと。

仮に飼い主が現れない見つからない場合は、保護した人が最後まで迷い犬の面倒を見る責任を負います

かわいそうという感情だけで、責任までは負えないという場合は、自宅で保護するかどうかしっかりと考えた行動が必要になります。

迷い犬を自分の家で保護する場合や一緒に暮らす場合

迷い犬を自宅で保護する場合、まずは動物病院に連れて行って健康状態を確認してもらうことをおすすめします。

迷い犬は場合によっては、病気をもっているかもしれません。

狂犬病やワクチン、ノミやダニ、皮膚病、寄生虫などチェックしておいてもらったほうが安心です。

また、健康チェックの際におおまかな犬の年齢を知ることもできます。年齢や体の状態に合わせたペットフード選びは大切ですので、まずは動物病院に連れて行きましょう。

犬を保護するためにかかる費用はすべて自分持ちになります。

飼い主が見つかった場合、飼い主に請求できることもありますが、払ってくれない飼い主さんもいるようです。

自分で保護する場合は、その点も覚悟をもって対応する必要があります。

迷い犬を見つけたらどうしたらいい?【我が家の体験談】

私たちが見つけた迷い犬は、コーギー犬で首輪がない状態でした。

近くに飼い主さんがいるかもしれないと、周辺を歩き回ったりもしましたがそれらしい人も見つかりませんでした。

その間もコーギー犬は、私たちのうしろをくっついてきていました。

人には慣れているようで、人間を怖がったりすることもなく、私たちにも警戒心はない様子でした。

とりあえず、このまま放っておくこともできず、近くの動物愛護センターまで連れていくことにしました。

動物愛護センターまで連れていって職員の方に言われたのが、下記のようなことでした。

こちらで保護できるんですが、飼い主が見つからない場合、殺処分になります。

殺処分になるまでの期間が、1週間程度なのかそれ以上なのかそれより短いのかは今現在はわかりません。

それでもよろしいですか?

正直、いきなり殺処分の話をされるとは驚きでした。

我が家も犬を飼っているため、殺処分と聞くと、切ない気持ちになってしまいました。

そこで、他に方法はないのか尋ねると、警察に連れていくほうが、愛護センターで預かるよりも、長い期間預かってもらえる可能性が高いです。とのお話で、近くの交番を教えてもらい、今度は警察に連れて行くことになりました。

警察に行くと、保護した犬は「拾得物(落とし物)」として扱われるとのことで、下記のようなことを聞かれました。

  • 犬を見つけた場所
  • 犬を見つけた時の状況
  • 保護した人(私たち)の連絡先
  • 飼い主が見つかった場合、お礼を希望するか?
とにかく飼い主が見つかることが一番なので、飼い主が見つかった場合のお礼は辞退し、逆に、飼い主が見つからなかったときに、このワンコはどうなるのか?と心配だったので、飼い主が見つからなかったときに連絡が欲しい旨を伝え、警察に預けることになりました。

小一時間程度ではありましたが、少しとはいえ接してしまうと情がわいてしまうものです。

警察に預けたあとも、「飼い主さん見つかったかな?」、「ちゃんとごはんもらえてるかな?」と、あの愛らしいコーギー犬の姿ばかり浮かんできてしまいます。

次の日には、警察から連絡があり無事に飼い主さんが見つかったということで、ホット胸をなでおろしたのでした。

まとめ

今回、自分が迷い犬を見つけたことで、今まで知らなかった現状というか現実を知った気がしました。

保護センターなどで殺処分の話をされたことはショックでしたが、最初に現実を伝えなければならいという職員さんの覚悟のようなものも感じました。

迷い犬を見つけたら、慌ててしまいますが、犬の命を守る行動をとってあげたいと心から思います。

そして犬だけに限らずペットを飼う人は、しっかりとその命を預かるという責任を持って飼わなければならないと心から思いました。

人間の都合で失われる命がないよう心から願うばかりです。

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