「仕事中に眠気が襲ってくる」
なんて経験したことはありませんか?
特にお昼過ぎ、大事な仕事を進めようとしているときにかぎって、猛烈に眠気が襲ってきてしまいます。
眠気を我慢していると、集中力も落ちてしまいますので、仕事の効率もとても悪くなってしまいます。
今回は、仕事中の眠気解消法!5分でできる簡単手軽な眠気解消&集中力UP方法をご紹介します。
仕事中の眠気解消法とは?
「昨晩はあまり寝ていないので、その疲れがお昼に眠気としてやってくる」という方もいますが、「しっかり寝ているはずなのに、お昼を過ぎると眠くなる」という方も少なくありません。
仕事中(特に午後)に襲ってくる眠気は、前日の睡眠不足だけが理由ではありません。
では、「どうして仕事中に眠気が来るのか?」について下記にご紹介していきますね。
仕事中にやってくる眠気のメカニズムは?
お昼過ぎ(これからバリバリ仕事をする時間)に眠気が来るのかは、実は詳しい理由は現在では分かっていません。
しかし、眠気を引き起こす原因には様々な要因があるようです。
その要因について下記にご紹介していきます。
ですので、体内の温度が下がることで眠気を誘発してしまいます。
例えば、お酒を飲んだ後に眠たくなるのは、お酒に酔って生まれた熱が皮膚から放出され、体内の温度は低下するためです。
同じように、お昼を食べた直後は、栄養を消化・吸収するために内臓に血液が集まり、体内の温度を上げ、その後体内に溜まった熱を皮膚から放出することで体内の温度が低下することで眠気を引き起こす原因になっているんです。
ですので、お昼ご飯を腹いっぱい食べた後は、眠気が襲ってきやすいとも言えますね。
夜になると眠たくなり、朝になると目が覚めるというようなリズムです。
ごはん時にお腹が減るのも体内時計のひとつですね。
この体内時計は、「サーカディアン・リズム」といわれ、睡眠・覚醒だけでなく、ホルモンの分泌や血圧、体温調節などの様々な生理活動を24時間に合わせて適正な状態に保つ働きをもっており、太陽の光を浴びることで毎日リセットされます。
ですが、深夜遅くまで起きていたり、徹夜をすることで体内時計を乱してしまうことで、生理活動も乱してしまい、睡眠負債が蓄積されます。
この睡眠負債は、眠ることでしか解消できないので、昼夜問わず眠気が襲ってきてしまいます。
この睡眠物質が溜まることで、【脳が疲れた】という状態になってしまいます。
脳細胞は、目や耳、体全体から様々な情報を集め処理している巨大なコンピューターのようなものです。
もちろん、永久的に機能するわけではありません。
通常であれば15時間程度で機能が低下してくると言われ、仕事中など脳をフル活動させているとその活動時間はさらに短くなります。
この睡眠物質が溜まって脳がショートする前に「疲れたら寝る」という生命維持活動が働くため、眠気が引き起こされます。
しかし、仕事中ですので眠気が襲ってきても何とかしなければなりませんので、下記に、簡単にできる仕事中の眠気解消法についてご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね^^
5分でできる簡単手軽な眠気解消&集中力UP方法をご紹介!
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1脳が活動する
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2「アデノシン」が脳細胞の内外に溜まっていく
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3「アデノシン」が受容体に結び付くことで脳の睡眠中枢に働きかけ眠気を誘発
そしてカフェインには、睡眠物質のひとつ「アデノシン」の働きを妨げる働きを持っているので、カフェインが含まれているコーヒーやお茶などは、即効性の高い眠気覚ましとしてはとても効果的なんです。
ただし、カフェインの即効性は高いのですが、効果の持続は短いので大事な仕事の前に飲むのがおすすめで、がぶ飲みなどはおすすめできません。
また、アデノシンが溜まっている状態は、「脳が疲れて休ませてほしい」というサインですので、眠気覚ましにカフェインに頼り切ってしまうことは、疲れた脳にムチ打つ(負担をかける)ようなものですので注意が必要です。
なお、カフェインは分解されて体の外に排出されるまで6~12時間と長いため飲むタイミングを気をつけないと、夜寝つきが悪くなり、脳の疲れが取れないなどの悪循環になることもあるので注意してくださいね。
そのうち嗅覚も脳に直結しているので、アロマなどの香りを嗅ぐとすぐに体が反応します。
日中や仕事中には、「ペパーミント」や「グレープフルーツ」「ユーカリ」など脳をスッキリさせる効果のある香りを嗅ぐのも効果的です。
また、上記以外でも自分の好みのものでOKです。
ただし、苦手な香りは眠気覚ましに効果がありますが、ストレスにもなるので注意が必要です。
使い方は、ハンカチやハンドタオルなどに数滴垂らして、疲れたときに鼻に当てるだけでOKです。
この全身にエネルギーが循環する道筋を経絡(けいらく)と呼ばれ、体の「めぐり」とイメージしてもらうと近いかもしれません。
この経絡の流れに不調や異常が起きると、そこに結び付いたポイントが不調のサインを発します。
また、この不調と結びついたポイント(ツボ)を刺激することで、経絡の流れを正常に整える働きがあります。
ツボをマッサージすると「気」「水」「血」のバランスを整え全身にエネルギーの循環を促しますので、血流が改善し、体の隅々にまでエネルギーが届ける手伝いをしますので、眠気を解消してくれる効果も期待できるんです!
眠気におすすめのツボ
◆中衛(ちゅうえい)…中指の爪の親指側の付け根にあるツボ。
◆労宮(ろうきゅう)…手のひらの中央にあるツボ。こぶしを握った時に中指と薬指の先端の間にあります。
◆天柱(てんちゅう)…首の後ろの生え際、頚椎から指2本分の両側にあるツボ。
◆百会(ひゃくえ)…頭のてっぺんあるツボ。両耳と鼻の延長線が交わる点にあります。
そのため、立ち上がったり、トイレまで歩いたりするだけでも血流が改善されるので眠気覚ましには効果的です。
できれば、簡単なストレッチなどを行うとより効果的に血流を改善することができます。
特に、デスクワークの方は、下半身の血液が溜まりやすくのでふくらはぎを中心にストレッチするのもおすすめです。
例えば、ラジオ体操などは典型的な胸式呼吸法で、体と頭をスッキリさせて、活動的な体の状態に持っていくのにとても効果的な方法なんです。
デスクに座りながらでもできるのでおすすめです^^
胸式呼吸のやり方
※その際、お腹が膨らまないよう注意する(少しお腹を引っ込めるイメージでOK)
②息を十分に吸い胸が膨らんだら、自然に息を吐き、胸をしぼませます。
※その際もお腹は引き締めたままにする
③①②を約30回程度繰り返します。
※慣れれば回数を多くしても構いません。
ただ何も考えずに目を閉じるだけです。
この方法では、脳細胞に溜まっている睡眠物質を分解することはできませんが、リラックス効果があるのでスッキリ感を得ることができます。
目を閉じるとα波と呼ばれる脳波がでてきます。
すると神経伝達物質であるβエンドルフィンと呼ばれる物質が分泌されます。
このβエンドルフィンは、脳内麻薬と言われるほど高い幸福感をもたらしてくれる物質で、脳を活性化し、集中力や記憶力を向上させ、ストレスも軽減してくれる効果も期待できます。
この仮眠法のポイントは、手やアイマスクで視覚情報を完全にシャットアウトすることです。
脳細胞は、常に目からの入ってくる画像情報を処理しているので、視覚を断ち切らないと効果が半減してしまいます。
1分なら1分、3分なら3分と時間を区切って行うといいかもしれませんね。
また、仮眠の後はストレッチなどで血流を促すこともさらに効果を高めますよ♪
上記でご紹介したものは、体に負担をかけにくく、ストレスになりにくいものをご紹介しましたので、ぜひお試しくださいね(^^♪
まとめ
いかがでしたか?
今回は、仕事中の眠気解消!5分でできる簡単手軽な眠気解消&集中力UP方法をご紹介しました。
仕事中の眠気は、眠気だけでなく、集中力や記憶力、仕事の効率も下げてしまいます。
少しの工夫で、脳をリフレッシュさせたり、スッキリさせることで午後からの仕事もはかどり、ダラダラと仕事せずに済みますので是非お試しくださいね^^