朝、目覚めて感じる激痛!
寝違えた時の痛みは辛く、悩まされる方も多いのではないでしょうか?
寝違えの痛みから動きも制限され憂鬱になり、仕事や日常生活さえも苦痛やストレスを感じてしまいます。
そんな寝違えた時の痛みから早く解放されたいと願うのはみなさん同じです。
今回は、寝違えた時の治し方の基本や効くツボ、そして早く治す方法をご紹介します。
寝違えの治し方 冷やすの?温めるの?
あなたは寝違えた時、痛みがある箇所を「冷やしますか?温めますか?」
そもそも寝違えた時の痛みは、寝ている時に血流が妨げられたことによって代謝物質が溜まり、その部分が炎症を起こしている状態です。
人間は眠っている間、無意識のうちに首の姿勢を変えます。
無理な姿勢に違和感を覚えた場合には、目が覚めたりして無意識に姿勢を変えますので、寝違えなどを回避します。
ですが、疲労や睡眠不足あるいは泥酔状態の場合には、これらの反応がなくなり、不自然な姿勢で寝続けてしまうことがあります。
自分では、普段と同じような姿勢で眠っていたつもりでも、寝ている間に無意識に姿勢が乱れ、不自然な姿勢のまま眠ってしまい、目覚めた時には、圧迫された部分に激痛が起こるのです・・・(T-T)。
ですので、寝違えのように炎症を起こしている状態の場合には、基本的には「まず冷やす」ことが大切になります。
痛みがある部分を無理に動かしたりマッサージをしたり、温めたりするのは、治すどころか症状を悪化させてしまいますのでご注意ください。
寝違えた時にはまず冷やす!
寝違えたことに気付いたら、まずは冷やして炎症を抑えます。
アイスノンや氷水などのアイシングで、痛みがある部分を冷やします。
5~10分程度冷やしたら、5~10分程休んで再び5~10分程度冷やすといった感じで数回繰り返します。
炎症が落ち着くと最初の痛みが和らぎますが、首をひねったりといった動きには痛みが起こりますので、無理をせず首などへの負荷を減らすために、横になるのもおすすめです。
横になると痛みが増す場合には、痛みの出ない楽な姿勢にしましょう。
寝違えた時にはお風呂はいいの?
寝違えた時にお風呂にゆっくり入ると楽になるイメージはありませんか?
血行促進痛みも和らぐような気がしますが、寝違えた時のお風呂は症状を悪化させますので控えるようにします。
炎症とは、その部分に熱をもっている状態で、その熱を取り除くことで症状が緩和されるのですが、入浴により体を温めてしまうことで、寝違えている部分の炎症状態が悪化したり、痛みが長引いてしまうのです。
寝違えた時にはまず冷やす!
ことが大切ですので、寝違えた時にはお風呂などの入浴はなるべく控えることが早く完治できる早道になります。
寝違えた時のお風呂はNGですが、普段の生活ではお風呂の入浴は寝違え予防に効果的です。
寝違えの原因として「冷え」も大きく影響するため、ゆっくりとお風呂に入り体を温めることで、体の冷えを防止し、寝違え予防になるのです。
寝違えは、寝ている時だけではなく日中起きている時でも、不自然な姿勢で長時間動かずにいた場合などにも寝違えた時と同じ激痛が起こる可能性もあります。
不自然な姿勢はそのぶん、別の部分に負荷をかけていますので、こまめに休憩を挟むなどして長時間不自然な姿勢を継続しないこと。また不自然な姿勢の後には軽くストレッチなどで早めにケアしておくと炎症を悪化させませんよ。
寝違えの治し方 効くツボは?
寝違えた時にマッサージをすることで早く治りそうなイメージを持っている方も多くいらっしゃいますがこれも間違いです。
寝違えた時は炎症状態ですので、そのような時にマッサージなどで患部を刺激してしまうと炎症を悪化させたり長引かせてしまう原因となります。
マッサージは肩こりなど筋肉の緊張状態(凝り固まった筋肉)をほぐすことで肩こりが軽減されたりしますが、寝違えは筋肉が緊張状態なのではなく、炎症を起こしているのです。
根本的に原因が違いますので、寝違えの時にはマッサージはNGとされています。
でも、寝違えた痛みを少しでも緩和させたいと思うのはみなさん一緒です。
そこで、おすすめなのがツボ押しです。
寝違えの時には、痛みがある部分への刺激は症状を悪化させる原因となりますが、ツボ押しなら患部に触らずに効くツボが存在します!
よく足裏のツボを押しただけで、体の内臓部分などの弱っている器官が分かったり、逆に足裏のツボを刺激することで体の異常や病的疾患が改善されることがあります。
ツボは体の全身に約350~400箇所、またはそれ以上あるとも言われており、ツボは体の異常や病的疾患の際に何らかの反応を示す点となっているのです。
ですので、ツボが示す場所によって弱っている器官などを知ることやツボを押すことによって、体の異常や病的疾患が改善されるとされているのです。
寝違えの時にはこのツボ!
落枕(らくちん)
この落枕(らくちん)というツボは、寝違えの特効のツボとして知られています。
寝違えをよく起こす人は、覚えておいて損はないでしょう。
落枕(らくちん)の位置は、手をグーにしたときに出っ張る人差し指と中指の骨の間にあります。
そこから、少し手前にさがったくぼみあたりで押すと痛いところを見つけましょう。
イタ気持ちいいを目安に、1~2分程度ゆっくり押してはゆっくり離すを繰り返しましょう。1日に何度、押しても大丈夫ですよ。
寝違えの治し方 早く治す方法をご紹介
寝違えた時は、すぐにでもこの痛みから解放されたい!とみなさん思います。
そこで、自分なりに色々な方法を試したり、無理をしたりして、逆に症状が悪化していることに気付かなかったりすることも数多くあります。
早く治すには冷やす!そして安静が一番!
寝違えは一般的に2~3日程度で症状が軽くなり、その後は改善され1週間も続くことはあまりありません。
寝違えを早く治すには、冷やして炎症を素早く抑えることが重要で炎症が治まれば痛みも和らぎます。
炎症があるうちに何をやっても効果は薄いので、とにかく安静にして炎症を少しでも早く取り除くことが早く治る方法でもあるのです。
寝違えが嘘のように改善できた方法をご紹介!
漫画「ゴッドハンド輝」で紹介された運動なんだそうですが、「まさか(失笑)」とは思いつつも藁をもすがる思いで実践してみました。
やっている最中も無理をしないようにはしても多少の痛みやしんどさが・・・。
終わった直後も劇的な変化は見られず、「やっぱりね。」とあまり効果がないと思っていたら、数十分後に、さっきまで痛くて回らなかった首が回るようにw(゚o゚)w
首の上下の動きには突っ張った多少の痛みは感じましたが、左右に首が回るようになっただけでもものすごく改善された感動があり、「さっきのあの運動が効いたのか!?」と驚きの変化でした。
注意ポイント
まとめ
寝返りはいつも突然やってきます。
寝返りは肩こりなどの筋肉の緊張状態ではなく、炎症が原因ですので、原因に合った治し方で、長引かないようにしましょうね。