「商売繁盛」や「開運招福」などの縁起物として知られる「熊手」。
早速、家に帰り着いて熊手を飾ろうかと思ったけれど、「さて、どこに飾ろうかな・・・?」
持ち帰った熊手を適当な場所に置くのはNG!
せっかくの縁起物ですから、NGマナーを知ってしっかりと正しく福を呼び込みましょう!
今回は、熊手の飾り方や置き場所は?方角も気にするべき?などについてご紹介します。
熊手の飾り方や置き場所は?
熊手は物をかき寄せるところから福運や富を集める道具に見立てられ、「福をかき込む」という縁起物となっています。
神様からいただく大事な縁起物である熊手は、できれば失礼のない場所に飾るのがベスト!
下記に熊手の置き場所についてご紹介しますので、ポイントを抑えて正しい場所に飾りましょう。
熊手の飾り方
神棚があれば神棚に!
熊手の置き場所として一番のおすすめは「神棚」のあるところ。
神棚は、家の中でも一番の神聖な場所ですので、縁起物の熊手を飾るにもピッタリな場所です。
神棚の横などに熊手を立てかけられるような場所があればそこに飾りましょう。
注意ポイント
熊手を立てかけたりする際に心配になるのが、倒れたり落下したりといったこと・・・。せっかくの縁起物が落ちたりすると運気も下がりそうで悲しいですよね。
熊手を立てかけたり置いたりなど、しっかりと固定させたいときに便利なのが下記の商品です。
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クリアミュージアムジェルは、博物館や美術館用として開発されたコレクション、ガラス製品などの転倒防止用接着剤で、繰り返し接着可能で、取り外しも簡単なため、使い勝手がいいんですよね。
うちでは、熊手を立てかけて置いてますが、柄の部分をジェルで接着しており、しっかりと支えてくれています。透明なのであまり目立たないのも嬉しいところ。
玄関に向けて高い位置に飾る
縁起物の熊手は、「家に福や富をかき込む」ので、家の一番奥から玄関などの出入り口に向かって飾るのが本来の姿です。
熊手を玄関に飾っている方も多いかもしれませんね。
玄関に飾る際も、できれば出入り口(玄関)に向けて、目の高さより上の位置に飾るようにするのが理想的です。
リビングに置く
家の中心となるリビングは、みんなが集い、普段から明るくて賑やかな場所のため、縁起物などを飾るのにはおすすめの場所です。
目の高さより上に!
神棚がない場合や、リビングなどに飾る際には、タンスやキャビネットなど背の高い棚の上などに置くなど、とにかく目の高さより上の位置に飾るようにしましょう。
熊手の飾り方 方角も気にするべき?
縁起物も神様からの授かりものですので、できる限り大切に扱うのがマナーです。
神棚を用意する際もですが、太陽の光が明るく差し込む南向きや、難しい場合には東南、または東向きがベストとされています。
ポイント
熊手などの縁起物は、1年ごとに新しいものに買い替えるのが基本です。毎年買い替えるため、その年の恵方に向かって飾るのもおすすめですよ。
恵方の方角に向かって事を行えば「万事に吉」とされています。
恵方は、「吉方」とも書き、その年の幸せを司る神(歳徳神)のいる方角のことです。
今年の恵方のチェックには下記のサイトが便利ですよ!
https://tools.m-bsys.com/original_tooles/ehou.php
熊手の飾り方のNGマナーとは?
- トイレの近く
- 人が通り抜ける場所
暗い場所や汚い場所、ホコリのたまりやすい場所などに飾るのはNGです。
トイレやごみ箱の近くに飾ったりするのも避けましょう。
人が出入りできるようなドアの真上に飾るのもNG!
玄関なら玄関ドアの真上などは避け、出入り口(玄関)に向けて、目の高さより上の位置に飾るようにしましょう。
住宅事情によっては理想的な場所に飾るのがどうしても難しいこともあるものです。
そういった場合も、「できるだけベストな場所」を選んで、「今はどうしてもここしかないので申し訳ありません」と伝え、そのかわりに、きちんとホコリを払ったりしてキレイに心掛けたり、出来ることはいろいろとありますので、自分らしいおもてなしで熊手などの縁起物に感謝の気持ちを持ち続けることが何より大切なことです。
まとめ
熊手を飾る際には、まずは飾る場所を必ずきれいに掃除するのを忘れずに!
そして、ホコリがかぶらないよう常にきれいにしてあげてくださいね。
ツキを呼び寄せるのはあなた次第!
そのモノを大切にする心がけが何よりの運気アップの一歩かもしれませんね。