雑学

【保存版】ハットトリックとは?意味や意外な由来・4点以上の呼び方まで徹底解説

サッカーの試合を見ていると、一人で1試合に3点取ったときに「ハットトリック達成です!!」といった熱い実況を聞きますよね。

でも、どうして一人で1試合に3点取ると「ハット(帽子)」の「トリック(手品・技)」というのでしょう?

今回は、知っているようで知らない素朴な疑問!

ハットトリックの意味や本当の由来をはじめ、4点以上取ったときの呼び方、PKやオウンゴールの扱い、延長戦・PK戦での細かい定義まで、どこよりも分かりやすく解説します!

ハットトリックの意味と「帽子と手品」の不思議な関係

ハットトリックの由来や意味は?

「ハットトリック」は、英語で書くと 「hat trick」 となります。

文字通り、単語を分解すると次のような意味をそれぞれ表しています。


hat
ふちのある帽子のこと

trick
芸、技、手品などの意味

「帽子と手品……??」

一見すると、サッカーのゴールとは何の関係もないように思えるこの2つの言葉が、一体どうして結びつくのでしょうか?

ハットトリックの起源は?実は「クリケット」から生まれた言葉

ハットトリックは、もともと「クリケット」というスポーツで生まれた言葉です。

クリケットは、野球の起源といわれているスポーツで、ルールも野球によく似ています。

試合は1チーム11人の2チームで行い、それぞれが交互に守備と攻撃(打撃)を1回ずつ行います。

📌 補足

豆知識:
クリケットの世界のファン人口は約25億人(サッカーに次ぐ第2位)といわれており、世界的にはトップクラスに人気の高いメガスポーツです。2026年の愛知・名古屋アジア大会での実施や、2028年ロサンゼルス五輪での正式種目採用が決まったことでも今まさに注目を集めています。

クリケットの守備(マウンド)には、3本の杭(スタンプ)と、それを上部でつなぐ梁(ベイル)で構成される 「ウィケット」 と呼ばれる柱状のものが刺さっています。

なぜ帽子?「ハット」が贈られた本当の由来・歴史

投手は、20メートル程度離れたところにある、この「ウィケット」を直接ボールで倒すと、打者をアウトにできます。

しかし、クリケットは基本的に「攻撃側が圧倒的に有利」なスポーツです。

そのため、クリケットで打者をアウトにすることは野球よりも難易度が高く、アウトを一つ取るだけでもかなり大変なことなのです。

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ところがその昔(1858年)、あるクリケットの試合で、一人の投手がたったの3球(連続)で三人の打者をアウトにするという、とんでもない快挙を成し遂げました。

この3球連続3アウトという「妙技(トリック)」に感動した観客やクラブは、彼を称えるために手分けして寄付(カンパ)を集め、新品の「帽子(ハット)」をプレゼントしたのです。

この「見事なトリックを達成して帽子(ハット)を贈られた」というエピソードが語源となり、3連続でアウトを取る快挙を「ハットトリック」と呼ぶようになりました。

クリケットからサッカーへ語り継がれた理由

この言葉はのちに、サッカーなど他のスポーツでも用いられるようになりました。

サッカーでも、1試合に一人で3点以上ゴールを挙げることは、クリケットのハットトリックと同じように大変難しいことです。

そのため、選手への最大の賛辞を込めて「ハットトリック」と呼ぶようになったのです。

3点というゴール数は、クリケットの「3球連続で3つのアウトを取る」という数字に合わせていわれるようになりました。

【Q&A】これってハットトリック?気になるルールと疑問を解決

サッカーのハットトリックについて、公式ルールやよくある細かい疑問を、自動広告に強い形式でまとめました。

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FIFAの公式ルール
実は公式ルール(競技規則)にハットトリックの明確な規定はありません。サッカー界の慣習・言葉ですが、達成した選手がその試合の「マッチボール」を記念に持ち帰るのが世界的な美しいお約束となっています。

前後半をまたぐ得点
もちろんハットトリックになります。「前半に2点、後半に1点」のようにハーフタイムを挟んでも、同じ試合の中(90分間)であれば公式に認められます。

延長戦でのゴール
ハットトリックの数に含まれます。トーナメント戦などで決着がつかず、延長戦に入ってから決めたゴールも「1試合の記録」として合算されるためです。

PK戦でのシュート
ハットトリックには含まれません。試合終了後にチームの勝敗を決める「PK戦(ペナルティシュートアウト)」のシュートは、個人の公式得点記録にならないため、ここで何点決めてもカウントされません。

PK・オウンゴール・アシスト
通常のPK(ペナルティキック)による得点は含まれます。一方でオウンゴールは相手の失点となるため含まれません。1試合3アシストは公式定義がないものの、俗に「アシスト・ハットトリック」と呼ばれて称賛されます。

3点だけじゃない!4点・5点取ったときの「驚きの呼び方」

1試合に3点取るだけでも奇跡的ですが、世界トップクラスの試合では4点、5点とゴールを量産する怪物選手も存在します。

実は、3点以上にもそれぞれ海外独自の呼び方があるのをご存知ですか?

知っていると海外サッカーのニュースや実況がより楽しくなる、ゴール数別の呼び方をレスポンシブ表形式でまとめました。

得点数 海外メディアでの呼び方 日本での主な実況・扱い
3得点 ハットトリック(Hat-trick) 大々的に「ハットトリック達成」と報道される
4得点 ハウル(Haul) / クアドラプル 「1試合4ゴール」「クアドラプル達成」などと表現
5得点 グル(Gull) / クインティプル 「1試合5ゴール」と驚きを持って伝えられる
6得点 ダブルハットトリック 歴史的な大記録として伝説レベルの扱いになる

最高難易度!「パーフェクト・ハットトリック」とは?

ハットトリックの中でも、「右足」「左足」「ヘディング(頭)」でそれぞれ1点ずつ、合計3得点を決めることは「パーフェクト・ハットトリック」と呼ばれます。

あらゆる得点パターンを一人で網羅した証であり、すべてのストライカーにとって究極の憧れとなっています。

【番外編】やってしまった…!不名誉な「裏のハットトリック」

実はサッカー界には、嬉しくない理由で有名になってしまう不名誉な「裏のハットトリック」も存在します。


オウンゴール・ハットトリック
1試合で3回も自陣のゴールにボールを入れてしまう、ディフェンダーにとっては悪夢のような記録です。過去には国際試合でも実際に起きてしまい、世界中で大きな話題になりました。

退場ハットトリック
メディアなどで俗に言われるもので、「ファウル献上」「イエローカード」「レッドカード(一発退場)」を1試合でコンプリートしてしまうような、荒れた試合展開を皮肉った言葉です。

まとめ:ハットトリックに隠された粋なストーリー

普段何気なく耳にしている「ハットトリック」という言葉には、19世紀のクリケットの試合で生まれた、観客たちの温かい粋な計らい(帽子のプレゼント)が隠されていました。

トップレベルのプロの試合であるほど達成するのは難しく、だからこそ達成した際には、最高の名誉としてスタジアム中から大きな拍手が送られるのですね!

次回のサッカー観戦でハットトリックの場面に立ち会ったときは、ぜひこの「帽子のストーリー」や「4点目の呼び方」を思い出して、周りの人にシェアしてみてください!

⚠️ 注意

クリケットのより詳しい公式ルールや競技の魅力、最新のアジア大会・五輪採用状況については、こちらの公式ホームページをご確認ください。

日本クリケット協会 公式サイト

ップレベルのプロの試合であるほど、大変難しく、達成した際には、大変名誉なことなのかもしれませんね。

  • この記事を書いた人

ゆき

主婦・会社経営と複数の草鞋を履きながら、本サイトの統括(編集長)を務めています。Webデザイナー・エンジニア・ディレクションなど15年培った「徹底的なユーザー目線の構成力」が強みです。これまでの豊富な人生経験から得た「失敗や後悔をライフハックに変える」共感の姿勢を大切に、大人のマナーや、シンプルで丁寧な身軽な暮らしのヒントを提案します。読者の皆様の毎日に寄り添う、心地よいメディア運営を心がけています。 詳しいライタープロフィールこちらから

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