熱中症

熱中症対策におすすめの飲料は?飲み方も大事!甘酒は予防対策におすすめ!

熱中症飲料
「暑い!」

本当に近年、35度以上の「猛暑日」が増えています。そんな季節に気を付けたいのが、「熱中症」です。

熱中症には水分補給が大切ですが、水分補給の仕方も生活のスタイルに合わせて行うことが効果的です!

今回は熱中症対策におすすめの飲料や飲み方についてご紹介します。

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熱中症対策におすすめの飲料は?

暑くなると、人間の体は汗をかいて体温を下げようと体温調節をします。

この汗の中には、水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどのイオンも含まれており、水分と一緒に失われているのです。

このイオンを大量に失うと体内環境が乱れて、筋肉、血流や神経など体のいろんな部分に影響を及ぼし、痙攣、目眩、失神、頭痛や吐き気といった熱中症の症状が引き起こされるのです。

ですので、熱中症対策には「こまめな水分補給」「ナトリウムの補給」が必要といわれているのです。

厚生労働省では、下記を推奨しています。

●厚生労働省は、0.1~0.2%の食塩水(Naとして40~80mg/dL)を20~30分おきにコップ1~2杯摂取することを推奨。
※市販のスポーツドリンクが便利だが,糖分のとりすぎに注意!
※高血圧症の人は,塩分の摂取が適当かどうか主治医に確認すること。
●のどが渇いてからではなく,定期的に摂取することが重要。

参照:厚生労働省HPより抜粋

ですが、人それぞれ日々の生活スタイルは違い、汗をかく量も環境も違うため、それぞれのシチュエーションに適した飲料を飲むことが大切でもあります。

大量に汗をかくときは?

スポーツや肉体労働、レジャーなどで大量に汗をかく場合には、効率的に水分と失われたナトリウムを補給する必要があります。

スポーツや肉体労働、レジャーなどで大量に汗をかく場合には「スポーツドリンク」がおすすめです。

スポーツドリンクは糖分が多く含まれている場合もありますが、長時間のスポーツや労働の場合には、ナトリウムと一緒に糖分も摂ることで、腸管での水分吸収を促進する利点があげられます。

スポーツや労働で失った水分を素早く吸収させることで、熱中症対策として効果的なのです。

レジャーの場合も、長時間屋外で過ごすときには、スポーツドリンクがおすすめです。

スポーツドリンクの中でも「ポカリスエット」は、人間の体液に近いイオンバランスを持っているのでおすすめです。

また、そんなに長時間ではない場合には、糖分を摂りすぎないようにスポーツドリンクを薄めて飲むのもおすすめです。

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室内にいてゆっくり汗をかく!

室内にいる場合は、上記のようにスポーツや労働、レジャーのように頻繁に塩分や糖分を補給する必要はないとされています。

塩分の補給はあくまで、大量に汗をかく場合で、1日中室内にいて、日常生活を過ごす場合には、逆に塩分過多になってしまいますので注意しましょう。

ですので、スポーツドリンクなどよりも、ミネラルが豊富でなおかつ、塩分(ナトリウム)は含まれていない「麦茶」がおすすめです。

また、麦茶には「体を冷やす」、「血液をサラサラに」、「夏バテ防止」、「胃の粘膜を保護」などの夏の暑さに疲れた体に嬉しい効果がいっぱいでオススメなんです。

経口補水液は?

熱中症対策の飲料として有名な経口補水液なんですが、これは緊急時いわゆる脱水症状が現れている状態で摂取するのに効果的な飲み物ですので、常に飲むものではありません。

それぞれ日々の生活スタイルに合わせて適した飲料を摂取するようにしましょう。

熱中症対策の水分補給!飲み方も大事!

熱中症対策の水分補給として、よく言われるのが「こまめに水分補給」です。

こまめに水分補給とは、どのくらいのタイミング?

スポーツや肉体労働、レジャーなどで大量に汗をかく場合には、15分~30分おきに、長時間に亘って継続する場合には10分~15分おきに水分補給するのが理想だと言われています。

また、室内にいてゆっくり汗をかく場合にも、「こまめに水分補給」は必須です。

一般的に、「寝起き」、「毎食事の時」、「入浴前」、「入浴後」、「就寝前」のタイミングにコップ1~2杯程度を目安に水分補給を心掛けるとよいと言われています。

また、この時の注意点として、

  • 喉が渇く前に飲む
  • 人間は喉の渇きを感じる感覚が、他の感覚に比べて鈍くできています。その為、のどが渇いた!と感じたときには既に軽い脱水状態にあると言えるので、喉が渇く前に飲むことを心掛けましょう。

  • がぶ飲みはしない
  • 一気に大量の水分を飲むと胃に大きな負担が掛かかり、消化にも負担がかかり腸での吸収が遅くなります。体に要らないものがたまりやすくなります。一度に飲む量はコップ1~2杯程度にしましょう。
    また、大量の水分摂取は「低ナトリウム血症」などを引き起こすこともありますので注意が必要です。

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  • 冷やし過ぎは注意
  • これも胃に大きな負担が掛かかり、胃腸が冷え、食欲不振や体調不良を招くことがあります。飲み物は、8~13度程度が一番吸収がよいと言われていますので、常温より少し冷えた程度を適量飲むようにしましょう。

緑茶やコーヒーは水分補給になる?

緑茶やコーヒーにはカフェインが含まれており、カフェインは利尿作用があるので、体内から水分を排出してしまうので、熱中症対策の飲み物としては効果的ではありません。

そういう意味でも、麦茶はノンカフェイン飲料ですので熱中症対策の飲み物としては効果的でおすすめです。

熱中症対策 甘酒は飲む点滴!夏こそおすすめ!

甘酒は冬のイメージがありますが、昔から夏バテに良いとされ、夏に飲まれる飲み物でした。

そして熱中症対策にも、甘酒が効果的だと言われているのです!

熱中症の原因として、大量の汗により、水分とナトリウムやカリウムなどのイオンが失われ、体内環境が乱れ、熱中症の症状が現れます。

そして、上記のような熱中症対策におすすめの飲料をご紹介しましたが、米と麹からできている甘酒は、「水分と塩分と糖分」のバランスがとってもいいんです!

また、甘酒は「飲む点滴」と言われるほどで、ヨーグルトや納豆や味噌と同じく発酵を利用して作られており、この発酵食品には、ビタミンやブドウ糖、必須アミノ酸といった人間にはとっても大事な栄養素が含まれていると同時に栄養価も高く、麹によって消化がとってもいい飲み物なんです。

それゆえ夏バテに良いとも言われるのです。

なので、日頃からコップ1杯程度の量を飲むだけでも、夏の暑い季節の熱中症や夏バテの予防対策としてとても効果的なんです!

甘酒の効能は人気で、コンビニなどでも常時置いてあったり、夏には冷やし甘酒なども出ているのでチェックしてみてくださいね。

そのまま飲んでもいいですし、炭酸などで割ってシュワシュワしてジュース感覚で飲むのもおすすめです。

甘酒は、昔から飲まれてきた、体に優しい天然飲料といってもいいかもしれませんね。

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あくまで、お酒ですので、未成年者や妊娠・授乳中の方などはご注意ください。また高齢者の方も、薬の服用中などの場合には担当医にご相談してくださいね。

最近では、ノンアルコールのものもありますので、未成年者や妊娠・授乳中の方などはこちらをお選びください。

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まとめ

熱中症は毎年注意喚起されていますが、毎年発生する夏の怖い症状でもあります。
自分は大丈夫!と過信しないで、しっかりと対策をして夏を元気に乗り切ってくださいね!

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暮らしのNEWSチーム

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