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カニの種類の違いや特徴は?選び方のポイントと種類別の値段の特徴は?

カニ種類特徴
冬になるとスーパーなどでも一斉に「カニ」が並びはじめます。

特に年末年始は、これでもか!と、「カニだらけ」の光景がいろんなところで見られたりしますね^^;

でも、「カニ」と言っても、いろんな種類が・・・。タラバやズワイ、毛ガニなどがパッと浮かぶ代表格ですが、正直、どれがいいのか分からず、「高いからいいんだろう」という感じで選んでしまったり・・・。

でも実は、カニの種類や特徴を知ることで、選び方もグッと楽になるんですよ!

今回は、カニの種類や特徴と選び方、種類ごとの値段の特徴もご紹介します。

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カニの種類の違いや特徴は?

カニを選ぶ時に重視するポイントとして、「値段」「種類」と答える方が多いんですよね。

有名な種類と言えば、「三大カニ」とも言われる「タラバ・ズワイ・毛ガニ」ですが、それぞれ同じカニでも違いや特徴があるんですよ!

タラバガニの特徴

タラバガニ
「カニ」と付いていますが、実は「ヤドカリ」の仲間のタラバちゃん。

名前の由来が北海道のタラの漁場と同じ海域で多くとられることから命名され、漢字で表記するとその由来の通り「鱈場蟹」と書きます。

タラバガニの見た目の特徴としては、甲羅が五角形のような形をしていてトゲトゲしており、体が大きく足もとても太いのが特徴です。

そして、タラバちゃんは「カニの王様」とも言われています^^

「カニの王様」と言われるくらいだから「味も王様?」と感じますが「カニの王様」と言われる理由は下記のようなものがあります。
  • 大きさ
    タラバガニは大きなものになると、足を広げると1m以上になるものもあるほど他のカニに比べ大きく、その大きさから「カニの王様」とも言われます。
  • 食べ応え
    タラバガニは、体が大きいために食べ応えバッチリです。特にタラバガニの脚は、繊維質が太くてしっかりとしており、身が引き締まったプリプリとした味わいが楽しめます。他のカニと比べ大きいぶん「食べ応え」が王様とも言えます。
  • 値段が高価
    他のカニよりも値段が高めになります。やはり体が大きいぶん値段も高めになってしまいます。
  • 英語名の影響?
    タラバガニは、英語名「Red king crab」と言われており、「king」の名前が入っているために多少の影響を受けているとも言われます。
上記のようにタラバガニは、他のカニと比べて大きく、大きいゆえに身が多く、それでいてプリプリと引き締まっていて美味ということで、「王様」と称されたりするんですね。人間で言うと「太マッチョ系」といったところでしょうか^^

タラバガニの味の特徴は?

タラバガニは、淡白な味わいで大味、飽きがこなくていっぱい食べれます^^甘みはズワイガニのほうが強いですが、身の多さや引き締まったプリプリの食感はファンが多いのも頷けます。

タラバガニは脚がメイン!

カニと言えば「カニ味噌」を楽しむ方も多いですが、タラバちゃんにはカニ味噌がほとんどないので食べることはありません。主にボリューミーな脚をメインに食べるんです。

タラバガニのおすすめの食べ方は?

カニはどれも茹でてそのまま食べるのが美味ですが、タラバガニをもっと美味しく食べたい!という場合には、「鍋料理」がおすすめです。

「カニ鍋」などの鍋に入れてもあまり旨味成分が抜けないので美味しさが溢れます。

ズワイガニの特徴は?

ズワイガニ
ズワイガニは産地や品質によって「本ズワイガニ」、「大ズワイガニ」、「紅ズワイガニ」に分けられ、日本で獲れる最高級品質のズワイガニが「本ズワイガニ」と呼ばれます。

ズワイガニは、呼び名もたくさんあって、その種類によって味も変わります。

例えば、ズワイガニのオスは、島根・鳥取・兵庫では「松葉ガニ」、福井では「越前ガニ」と呼ばれ、「ブランド蟹」としても有名で高価で取引されています。

「ズワイガニ」といっても、その種類の多さから、本物と近縁種を見極める目がより重要になってくるので選ぶ時の難しさがあるためか、やはり品質が確かな「ブランド蟹」が高いけれども売れる傾向もあるようです。

ズワイガニの見た目は、タラバガニに比べて、甲羅も小さめでツルツルしています。また、脚が細く長いのも特徴で、人間で言うと「モデル系」といった感じですかね。「ブランド蟹」なんてまさに「気品」さえ感じる上品さがありますからね^^

ズワイガニの味の特徴は?

とにかく旨味ぎっしりな味わいが特徴的で、「甘い!」と感じるのが強いのがズワイガニの最大の特徴でもあります。

カニ本来の旨味を味わいたいなら「ズワイ!」と言われるほどです。

ズワイガニはカニ味噌も!

ズワイガニは、そのモデルのような脚のため、身の量は少ないですが、身は旨味たっぷり濃厚です。そして、「カニ味噌」も絶品で、濃厚で美味な味わいを堪能できます。

ズワイガニのおすすめの食べ方は?

ズワイガニの醍醐味でもある、濃厚で非常に強いうま味を逃さず食べるには、「お刺身」がおすすです。身の味わいを存分に味わえて「甘み」を実感できます。

でもズワイガニは当たりハズレが多いのも事実で、脚など身がスカスカな場合もあります。

そのため、もうひとつおすすめなのが「カニしゃぶ」です。サッと出汁に潜らせ、旨味を閉じ込めて食べる味わいは、まさに美味ですよ!


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毛ガニの特徴は?

毛ガニ
見た目ですぐに分かりやすい「毛ガニ」ちゃん。殻にビッシリと剛毛が生えています^^

タラバやズワイほどの人気はありませんが、「毛ガニ」と言えば「カニ味噌」と言われるほど、カニ味噌にすると一番美味しいと言われています。

毛ガニがあまり人気がない理由として、体が小さいゆえに身も小さく食べるのが面倒ということがあるかもしれません。しかし、その小さな体には身もカニ味噌もぎっしり詰まっていて、食べ応えは十分で、味わいも繊細で上品という、剛毛に隠した味わい深さを持ち合わせているのです^^

人間で言うと「チビマッチョ系」といった感じですかね^^

毛ガニの味の特徴は?

毛ガニは繊細で上品な味わいが特徴で、とにかく「カニ味噌」でしょう。濃厚でぎっしりと詰まったカニ味噌は毛ガニちゃんが断トツです。

毛ガニのおすすめの食べ方は?

毛ガニはシンプルに「茹でガニ」がおすすめです。そのままや三杯酢につけて食べたり、身もしっかりしていて上品な旨味を味わえるのでオススメですよ!

カニの選び方のポイントは?

同じカニでも少しでも美味しいものを選びたい!そのためにはカニを選ぶポイントをチェックしておきましょう。
  • 腹側があめ色
    仕入れ業者さん達は、カニは腹を見ます。腹の色が白すぎても赤すぎてもNGで、「あめ色」がかったものがベストです。
    腹が白いものは「身入りが悪い」ことが多いので、ほんのり色味がかかっているのがポイントです。
    お店などによっては腹を隠すように陳列しているところもありますが、自信があるお店では腹を見せて売っていますよ!
  • 硬い
    とにかく蟹を手で触ってみてください。甲羅や殻が柔らかいものは脱皮して間もないため身入りが少ないので、とにかく硬いカニを選びましょう!
  • 重い
    身入りの証はその重量に出ます。同じ大きさのカニでも持ってみて重い方を選びましょう。たまに甲羅の大きさだけで選んで、中身をあけてビックリ!身がスカスカだった!なんてこともあるので、重さチェックも大切です。

スーパーなどの場合は、「腹」を見るのは難しい場合もあるかもしれません。その場合は「硬い・重い」をしっかり確かめて選びましょう!

カニの種類別の値段の特徴は?

三大カニをざっくり値段順に比較すると、「タラバガニ≧ズワイガニ≧毛ガニ」となります。

下記におおよその相場もご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
  • タラバガニ姿1kg:4,000~10,000円程度
  • ズワイガニ姿1kg:4,000~6,000円程度
  • 毛ガニ姿1尾:3,000~8,000円程度
  • ※毛ガニは通常1尾ごとに売られるため1尾にて記載

上記は、あくまで一般的な相場で、ズワイガニでも「ブランド蟹」であればタラバガニより高価になったり、毛ガニでも大きさによっては一般のズワイガニを超える値段の場合もあります。

また、それぞれの価格の相場には結構な幅があります。

現在では店舗で買う他に、ネット通販にてカニの購入をする人が年々増加していて、それが原因で値段の相場に幅が出ていることもあるのです。

ネット通販の場合は、産地の業者が水揚げしたものを直接販売するため、コストを必要最低限に抑えられることで、比較的低価格でカニを販売できますが、店舗の場合は、運送費や仕入れ過程でのマージンなどの経費が上乗せされるため比較的高価格となります。

ですが、店舗の場合は直接、カニを見たり触れることから、自分である程度納得して購入できるため安心感がありますね。

ネット通販の場合は、直接現品が見れないぶん、しっかりとした実績のある販売店を選ぶようにしましょう!

また、カニは種類も豊富で近縁種も様々です。

タラバガニとよく似たカニに「アブラガニ」といったものがあります。素人がパッと見た感じではどっちがどれだか正直わかりません。
タラバとアブラ違い
見分け方としては、甲羅の中央のトゲトゲ「6個=タラバガニ」で、4個しかないのがアブラガニとなるのですが、輸送途中に傷がついたりしてその目印さえも分かりづらいものもたくさんあります。

また、「脚だけ」など切り売りされてしまっていると、素人には判断しようがないのも事実です。

しっかりとある程度の値段の相場を知り、極端に安いカニなどは「近縁種」ということもあり得ますので、極端に安いカニは避けた方が無難かもしれません。

まとめ

カニと言っても、それぞれに違いや特徴があります。

食べ方で選んだり、値段で選んだり、ポイントを抑えることで選びやすくなるものです。

ちなみに私は、カニ好きのため、いつも「三大カニ」の食べ比べをしたり、それぞれおすすめの調理法で楽しんだりしています^^

そのため、低価格だけど品質は落ちないネット通販が大助かりです^^

>>>私がいつも購入するところはコチラ【らっしゃいかに市場】

上記のサイトは「料亭が買うレベル」のカニを揃えているところや、新宿伊勢丹店などでも販売実績があるので安心感があります^^

ネット購入の場合は、しっかりとした業者さんを選ぶのはお忘れなく!

特に、年末年始は集まりも多いので、美味しいカニの出番も多そうですね~。

  • この記事を書いた人

暮らしのNEWSチーム

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