京都の夏と言えば「祇園祭」。
京都は、国内だけでなく今や世界中から観光客が訪れる人気の都市になっており、春の花見シーズンも世界中からたくさんの人が訪れていましたが、夏の祇園祭シーズンも大変な人で賑わいます。
祇園祭のハイライトでもある山鉾巡行をゆっくり楽しみたいなら、場所取り不要の有料観覧席がおすすめです。
そこで今回は、祇園祭の有料観覧席の場所や予約入手方法&有料観覧席の感想などもご紹介しちゃいます!
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祇園祭 有料観覧席の場所は?
祇園祭は、7月1日から1カ月にわたり行われます。
そのお祭りの期間中でハイライトとも言えるのが「山鉾巡行」で、この山鉾巡行は、「前祭(さきまつり)」と「後祭(あとまつり)」の2回巡行されます。
祇園祭の日程は、毎年変わることはなく、山鉾巡行は下記の日程で執り行われます。
後祭:7月24日
祇園祭 有料観覧席の場所
有料観覧席は、上記の地図のように「御池通」の寺町通から新町通の間に設置されます。
尚、上記の図のように、前祭と後祭のそれぞれ巡行当日にされますが、前祭と後祭では有料席の場所が異なるので注意が必要です。
上記のように有料観覧席はブロックごとに分けられており、予約の際にこのブロックの指定はできません。
購入したチケットに「○ブロック○列○番」というふうに書かれていますので、そこで自分が入手した座席の場所を知ることになります。
尚、各ブロック内には、パイプ椅子が設置されており、全席指定ですので、早めに行って場所取りする必要などはありません。
祇園祭 有料観覧席の予約入手方法は?
祇園祭の有料観覧席は、6月初旬には一般販売されます。
インターネットやコンビニ、旅行会社などでも取り扱いがあるので全国どこででも入手可能です。
尚、17日の前祭巡行、24日の後祭巡行、それぞれ販売日も変わってきますので注意してくださいね!
今年の有料観覧席の発売開始日は下記の通りとなっています。
前祭(7月17日)・後祭(7月24日)巡行のどちらも同じ日に販売されます。
前祭巡行の有料観覧席の予約方法は?
予約方法の前に、販売開始日や料金を下記にご紹介します。
- ◆販売開始日:6月4日(火)~
- 一般席:3,180円
- 北特別席:6,000円【前祭のみ】
- テント席:6,180円
- 祇園祭まなび席:7,000円【前祭のみ】
- くじ改め観覧プレミアム席:7,000円【後祭のみ】
- 辻廻し観覧プレミアム席:10,000円【前祭のみ】
- 英語解説付き観覧席:4,800円【前祭のみ】
◆料金:
※全席指定・パンフレットや日除け帽子等付
※ミスト付・全席指定・パンフレットや日除け帽子等付
※設置場所:御池通(河原町御池に近い北側)
※10:00~京都観光Navi HPでのみ購入可
※全席指定・パンフレットや日除け帽子等付
※設置場所:御池通14ブロック
※10:00~京都観光Navi HPでのみ購入可
※全席指定・パンフレットや日除け帽子等付・イヤホンガイド付
※設置場所:御池通27ブロック
※全席指定・パンフレットや日除け帽子等付・イヤホンガイド・祇園祭記念品付
※設置場所:寺町御池 南東角
※6月3日 14:00~京都観光Navi HPでのみ購入可
※全席指定・パンフレットや日除け帽子等付・イヤホンガイド・祇園祭記念品付
※設置場所:河原町御池 南西角
※6月3日 10:00~京都観光Navi HPでのみ購入可
※全席指定・パンフレットや日除け帽子等付・イヤホンガイド付
※設置場所:御池通(有料観覧席の一区画
※インターネットでの購入はコチラから!
祇園祭 観覧有料席のインターネットでの販売
◆一度に購入できる枚数:20枚
◆会員登録:必要
※登録はコチラ
◆手数料:発券手数料要/支払・受け取り方法により異なる
・申込 → カード決済またはコンビニ支払選択 → ファミリーマートまたはセブン‐イレブン、または郵送での受取
◆一度に購入できる枚数:20枚
◆会員登録:必要
※登録はコチラから
◆手数料:発券手数料要/支払・受取方法により異なる
・お申込み → カード決済またはコンビニ支払選択→コンビニ(ファミリーマートまたはセブン‐イレブン)または郵便での受取
※オペレーター(TEL:0570-08-9999)による電話対応もあり
コンビニエンスストアなどでの販売
◆一度に購入できる枚数:15枚
◆手数料:不要
◆Lコード:【前祭】50083 / 【後祭】50084
※全国のローソン(ローソンストア100除く)・ミニストップに設置のLOPPiで購入できます。
◆一度に購入できる枚数:20枚
◆手数料:不要
◆コード:「ぎおんまつり」で検索
※各店舗に設置のマルチコピー機で購入できます。
◆一度に購入できる枚数:6枚
◆手数料:108円/1枚あたり
◆Pコード:【前祭】642-747 / 【後祭】642-748
※各店舗に設置のマルチコピー機で購入できます。
◆一度に購入できる枚数:6枚
◆手数料:108円/1枚あたり
◆Pコード:【前祭】642-747 / 【後祭】642-748
※全国のチケットぴあの店頭で購入できます。
◆一度に購入できる枚数:8枚(イープラス) / 20枚(CNプレイガイド)
◆手数料:108円/1枚あたり
◆コード:「ぎおんまつり」で検索
※全国のファミリーマートに設置の端末機で購入できます。
旅行社での店頭販売
◆一度に購入できる枚数:20枚
◆手数料:不要
※全国のJTBの各支店で購入できます。(店舗での直接販売:販売時間は店舗により異なります)
◆一度に購入できる枚数:20枚
◆手数料:不要
※一部店舗を除く全国の近畿日本ツーリスト各支店で購入できます。(店舗での直接販売:販売時間は店舗により異なります)
◆一度に購入できる枚数:20枚
◆手数料:不要
※全国の日本旅行の各支店で購入できます。
その他の販売
◆一度に購入できる枚数:10枚
◆販売場所:JR京都駅ビル2階 南北自由通路沿い
◆お問合せ:TEL:075-343-0548
◆販売場所:京都市中京区河原町通三条上ル恵比須町427 京都朝日会館1階
◆お問合せ:TEL:075-213-1717
関西ツーリストインフォメーションセンター京都 (JTB)
公式HP:https://www.tourist-information-center.jp/kansai/ja/kyoto/
名古屋近郊の方は・・・
◆お問合せ:052-582-2899
祇園祭の有料観覧席のお問い合わせは…
お問合せ:075-213-1717
営業時間:08:30~19:00(毎日)
また、意外と穴場なのが「旅行会社」での入手です。
コンビニは、すぐに売り切れになってしまいますが、旅行会社で取り扱っているぶんは意外と発売日翌日でも入手可能だったりします。
祇園祭 有料観覧席の感想もチェック!
祇園祭の時期は、国内だけでなく世界中から観光客が訪れる京都。
山鉾巡行の時も、巡行路の沿道は大変な人だかりで、特に90度に方向転換する「辻廻し」ポイント地点などは大変混み合います。
有料席であれば、場所取りする必要もないので安心ですが、有料席でもしっかり準備しておく必要があります。
下記に有料席での感想も交えて準備ポイントをご紹介します。
山鉾巡行を有料観覧席で見る必要はある?
わざわざお金を払って有料観覧席で見る必要があるのかな?なんて、ちょっと購入を考えることもあるかもしれません。
実を言うと、私もそこまで必要ないと思っていたので^^;
でも、実際に有料観覧席を体験すると、「お金を出すぶん楽かな。」という実感はありました。
山鉾を目の前の特等席で見られるのはもちろん、一番は場所取りの必要がない楽チンさのメリットは大きかったです。
無料で見られる沿道は早くから場所取りしている方もいて大変そうでした。
ゆっくりと山鉾巡行を楽しむのであればおすすめです。
有料観覧席で見る場合の持ち物や注意点は?
夏の京都は本当に暑い!!
とにかく暑さ対策は必須です。有料席ではパンフレットや日除け帽子(簡易版)などが付いています(雨の予報の場合はレインコートも配られます。)が、自分でしっかりと暑さ対策グッズなどは用意しておくことをおすすめします。
尚、日傘やつばの大きな帽子などは禁止されていますのでご注意を!
山鉾巡行は、先頭から最後までがおよそ2時間程度かかる長丁場です。晴れの日はもちろん、雨の日も屋根などないのでしっかりした準備をしたほうが安心です。
私が持って行ったものは、「帽子、うちわ、ひんやりタオル、凍らせたペットボトルのお茶&水、着替え」などを持って行きました。
晴れの日は、アスファルトの照り返しもあってものすごく暑いですし、ビルの日陰に入らない場所などは相当の暑さです。雨の日は避けられるものもないので耐えるしかありません。レインコートを着ても中まで染み込んできます^^;
ですので、「着替え」は必須かもしれません。これは晴れの日も雨の日もしっかり準備しておくことを強くおすすめします!
また、有料席では飲食もできますが、ゴミは各自責任を持って持ち帰るよう指示されます。
あと、全席禁煙で写真撮影時も他の観覧者の迷惑にならないよう三脚などの使用も邪魔になっているようであれば注意されます。
私は、三脚よりも一脚の方が便利でした。
有料観覧席には何時ぐらいに行けばいい?
前祭の場合、有料観覧席付近の山鉾の通過は巡行路の終盤付近です。
前祭は9時に先頭が出発し、有料観覧席付近を通るのが1時間半以降の10時30分過ぎ頃になります。
ですので、10時頃には有料席に到着してカメラの準備やパンフレットのチェックなど行うといいかもしれません。
尚、有料観覧席付近は人通りも多いので、初めての方や京都の街並みに慣れていないような方は余裕を持って行動するほうがいいかもしれません。
まとめ
祇園祭のハイライトの山鉾巡行を有料席で見ると、それぞれの山鉾の迫力や装飾もじっくり見れたり、引き手の方の表情まで間近で見られて、なかなか楽しいものです。
発売日当日には売り切れも多いので、しっかりチェックして入手してくださいね!