法事・法要・追悼儀礼

法要の案内状 欠席するときは?理由は書くの?知っておきたいマナー&お詫びの文例もご紹介!

法要(法事)はできるだけ出席するのがマナーではありますが、どうしても出席がかなわないこともあるものです。

どうしても出席できない場合の案内状の返信はどのようにしたらよいのでしょう?

「欠席の理由も書いたほうがいいのかな?」

「何か一言お詫びを書き添えたいけれど、何て書けばいいだろう。」

今回は、法要(法事)に欠席する際の案内状の返信の仕方や知っておきたいマナー&お詫びの文例などについてご紹介します。

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法要の案内状 欠席するときは?

法事欠席の案内状の返信

法要(法事)は、故人をしのんで遺族や親族が集まり、故人を供養する大切な行事です。

そのため法要の案内を受け取ったら、できるだけ都合をつけて出席するようにするのがマナーでもあります。

ですが、やむを得ず欠席する場合は、なるべく早く、電話や手紙で欠席の理由やお詫びの言葉を伝えるようにします。

法要の案内を受けたら返信は早めに!

案内状には、ほとんどの場合で返信用のはがきが同封されています。

案内状を受け取ったらなるべく早く返事をするのがマナーです。

施主側は、出欠の返事を待って法要の準備をするため、出欠の確認が長くできないときは大変困ってしまいます。

出し忘れがないように注意し、返信と同時に電話であいさつをしておくと、よりていねいです。

法要の案内の返事を電話やメールでしてもいい?

最近では、法要の案内を電話やメールでいただくことも増えています。

その際には、電話やメールなどで返事を伝えても何も問題はありません。

なお、メールの場合は、他のメールに埋もれてしまったりと確実ではないので、メールで返事をしたと同時に電話であいさつをしておくと、より確実ですしていねいです。

法要の案内をはがきでいただいた場合、電話で返事をしても問題はありませんが、返信はがきが同封されていた場合は、はがきも投函しておくように
しましょう。

法要の案内状 返信するときの書き方

法要の案内状の返信

自分への敬語を消す

当日の出欠の確認の欄は、あらかじめ「御出席」「御欠席」の印字がされている場合がほとんどです。

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どちらか一方を○で囲み出欠を伝えます。

その際に、自分への敬語「御」などは消し、相手を敬うのがマナーです。

出席の場合は出席を〇で囲み、まぎらわしくならないように欠席を消します。

同じく、「御住所」「御芳名」と書かれているところは、「御」および「御芳」の部分を2本線で消すようにします。

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  • 御出席・ご出席 → 出席
  • 御欠席・ご欠席 → 欠席
  • 御住所・ご住所 → 住所
  • 御芳名・ご芳名 → 名

ポイント

1文字を消す際は斜線、2文字以上はタテ線で消すようにし、二重線などでわかりやすくします。

書き添えるひと言

印を付けただけのはがきは、そっけない印象にもなりがちです。

上記の例のように、御出席の「御」を消し、下に「させていただきます」と書くか、「お招きいただき恐縮です。お礼を申し上げます」「ご供養させていただきます」などの言葉を添えるとより丁寧です。

相手の使った謙譲表現をなおす

差出人から届いた返信用はがきの宛名には、「様」などの敬称を付けるのを遠慮して、「行」「宛」と謙譲表現で書かれています。

返信の際には、この「行」「宛」を斜線で消し、その横に個人の場合なら「様」、会社や団体などの場合は「御中」と書き換えます。

  • ○○○○行 → ○○○○様

法要を欠席 案内状の返信するときは理由も書くの?

欠席する場合、ただ欠席に〇を印すだけでなく、欠席の理由を簡単に述べるのがマナーです。

ただし、詳しい理由を書く必要はなく、「やむを得ない理由で」などと理由をぼかして書くようにします。

また、忙しさを理由にするのもあと回しにされた印象を与えてしまうので避けるようにします。

なお、欠席を詫びる言葉も添えてひと言書き添えるようにしましょう。下記に法要を欠席するときの理由やお詫びの文例をご紹介しておきますのでご参考に!

法要を欠席するお詫びの文例

  • 本来ならばお伺いするべきところ やむを得ぬ事情によりそれが叶いませんことをどうぞお許しください
  • 不本意ながら出席がかないませんこと 大変申し訳なく存じます
  • やむを得ない事情で法要を欠礼させていただきたく存じます 大変申し訳ございません

法要を欠席するときのマナーとは?

法要は招かれた人が出席するもの。

故人を供養するための大切な行事でもあるため、できるだけ都合をつけるのが礼儀となりますが、もし出席できない場合は、なるべく早く電話や返信はがきで欠席の旨やお詫びを伝えるようにします。

また、電話や返信はがきで出欠を伝えるのはもちろんですが、法事に欠席する場合は、法要の前までに届くように、御仏前または供物料、供花、お供えなどを送ります。

また、その際にあらためて法要を欠席するお詫びの手紙を添えるなどして出すようにします。

また、先方の都合を尋ねたうえで、別の日にあらためて自宅にうかがい、おまいりをさせてもらってもよいでしょう。

まとめ

法要を欠席する場合の、返信ハガキの書き方についてご紹介しました。

欠席する場合は、欠席理由やお詫びの言葉など、どう書けばいいのかわからないこともありますので上記の内容をご参考に!

また、法要を欠席する場合は、欠席を伝えるだけでなく、法要の前までに御仏前や供花などを送ることも忘れずに手配しましょう。

その際の、マナーについては下記の記事もご参考に!

  • この記事を書いた人

ゆき

こんにちは、ゆきです。 約12年ほどわりとブラックな会社でWEBデザイナーを経て、今はサイト作成・運営のフリーランスとして活動中。 40代に突入した夫婦のライフスタイルを題材とした様々なネタを記事にしています。 詳しいライタープロフィールこちらから

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