by「提供:福岡市」
ゴールデンウィークに多くの来場者数を集めるイベントと言えば、「博多どんたく」です。
私も福岡を離れてから、「故郷の良さを知る」ではないですが、
私は、福岡を離れてみて、博多どんたくの素晴らしさを再認識しました!
だって、規模が違う!他の日本中を探しても無いと思いますよ!
福岡市内いたるところで「ザ!祭り!!」なんですから^^
「福岡の人ももっと自慢したらいいのにな」と心から思います。
ということで、今回は、故郷の祭り「博多どんたく」の魅力をお伝えしたいと思います!
博多どんたくってどんな祭りなの?
博多どんたくは、毎年5月3日と4日に開かれるお祭りです。毎年200万人以上の動員数を誇る、博多祇園山笠とともに福岡を代表するお祭りのひとつです。
私が祭りに参加していた頃は、「どんたく♪どんたく♪」と言っていましたが、正式名称は「福岡市民の祭り 博多どんたく港まつり」なんです。
確かに、博多どんたくは市民が主役のお祭りだと思います。
若い子から年配の方まで地元のみんなが参加して、そしてみんなで盛り上げてとにかく楽しんでる!そんな祭りです。
「港まつり」と付いてるのも、博多ベイサイドや西区方面(百道浜)などのスポットにもイベント会場があったり、本当に福岡の町全体がお祭りモードなんです。
また、福岡は玄界灘からの恵みの地でもあります。
福岡は、博多や天神などの都心部から本当にすぐに海に行けるんです。「港まつり」と付くのも頷ける。博多港や百道浜など、福岡の恵まれた立地の良さ、玄界灘の魅力も存分に楽しんでもらいたいです!
博多どんたくの簡単な歴史
博多どんたくは「博多松囃子(はかたまつばやし)」を元に形成、発展していったお祭りです。
「博多松囃子」とは、「福神・恵比須・大黒」の三福神と「稚児」が福岡や博多の色んな場所を訪問して祝賀するものです。
現在では、博多どんたく祭りの源流としてパレードの幕開けを飾るとともに、町中を祝って回ります。
もし博多どんたくのプログラムを手にしたら、パレードスケジュールの初日、3日の一番最初をチェックしてみてください。
「国無形民俗文化財 博多松囃子 ①福神流 ②恵比須流 ③大黒流 ④ 稚児行列」が、まさに「博多どんたく」の源流なのです。
こんなお面を付けた一行が来たら、御利益あるかもなので手を振ってみてください^^
博多どんたくの「どんたく」って何?
「どんたく」の語源はオランダ語の「ZONDAG(ゾンターク)」で「日曜日、休日」という意味です。
これが博多では「博多どんたく」とお祭りの名前になったのです。
確かに毎年日本の国民的休日ゴールデンウィークに開催されますもんね。「休日のお祭り」、陽気で快活な博多っ子ならではかもしれませんね。
博多どんたくでは「しゃもじ」で踊る?
博多どんたくのパレードに参加する人の大半が「しゃもじ」を打ち鳴らしながら踊り歩いています。
このしゃもじを持って踊る起源は、
昔、商家の前を通りかかった、どんたくのお囃子の音色に、夕食の支度をしていた女将さんが浮かれだし、手に持っていたしゃもじを叩いてお囃子に加わったことから始まったと言われています。
「博多どんたく」は起源となった「博多松囃子」の幕開けとともに、たくさんの人々が踊ったりしながら練り歩くお祭りなんですよ~。
博多どんたくの見どころは?
「博多どんたく」は福岡市内の広範囲でお祭りが開かれるので見どころ満載です。
まず、「博多どんたく」の見どころは大きく分けて2つあります。
- 博多どんたく パレード
- 博多どんたく 演舞台
まずは、博多どんたくパレードの見どころについてご紹介します。
博多どんたくパレードの見どころ
博多どんたくのパレードは「明治通り」をメインに行われます。
●ゴール地点:中央区天神「市役所前広場」天神駅から徒歩2分程
博多方面から天神のメイン会場「市役所前広場」へと向かって、練り歩きます。距離にすると1.2km程の区間です。
スタート地点での見どころ
スタート地点はどんたく隊が次々にスタートしていく場所ですので、まさに活気あふれるところが見どころです。
私のおすすめポイントは、どんたく隊が待機する「冷泉公園」です。
どんたく隊は「冷泉公園」で待機して、順番に呉服町交差点のスタート地点に向かいます。
どんたく隊のみなさんが、本番を前に緊張の面持ちだったり、スタート前の気合い入れだったり、本番前の顔を垣間見れるので楽しいですよ!
どんたく隊はもうテンション高いので、この「冷泉公園」の待機時間から、沿道の人達や街行く人と交流してくれます。
一緒に踊ったりもできて、自分も参加した気分になれて盛り上がります(^^)
明治通り沿道での見どころ
メイン通りの明治通りの沿道は、たくさんの人で歩くのも大変です。
でも福岡の街は道路も歩道も結構広いので、東京や大阪のように歩けない!!って訳ではありません。
沿道沿いの見どころはやはり最前列で見るどんたく隊でしょう。
最前列は、すぐ目の前でどんたく隊が見れるので、楽しさ倍増です!どんたく隊の中には、沿道の人に何かを配ったり、握手してくれたり、目の前で踊ってくれたりするものもあって、本当に楽しくておすすめです。
沿道のどの場所あたりで見るのがいいのか?とよく聞かれたりもするんですが、私が答えるのは、とにかくどの場所でもいいので沿道の最前列。次に、最前列の争奪戦に敗れた場合には、「博多大橋」あたりをおすすめしてます。
テレビ中継の実況ブースみたいなのが作られていて、次々に来るどんたく隊の実況中継が聞こえてきたりするので、テレビの情報を生で目の前で見れるのでなかなか面白いですよ。
ゴール地点での見どころ
ゴール地点は博多どんたくのメイン会場でもある「市役所広場」です。
メイン会場なので人の混雑は覚悟ですが、ゴール地点の見どころは、どんたく隊最後のフィニッシュが見れるところでしょう。
市役所広場の前には大きな天神中央公園があったりして、パレードが終わったどんたく隊と交流できたりもします。
あと、天神側に来ると商業施設もすぐそこにたくさんあるので、トイレや暑さに疲れた場合など、商業施設に入って休憩など取りやすいですよ。
博多どんたく 演舞台の見どころ
博多どんたくでは、福岡市内のいたるところで「ステージ」が設けられています。
天神と博多の各所、ステージ上でイベントが催されているので、ステージ巡りをしても楽しいですよ!
私がどんたくに行っていた時は、パレードをしばらく見て、それからお目当ての人が参加するステージを順に巡ってました^^
福岡市内のいたるところで、どんたくのパンフレットが配られていますので、見たいステージを探してもいいですし、
博多どんたくの公式ホームページなどでも、確認できるので、事前に確認してから、効率よくまわってもいいと思います。
>>博多どんたくの公式ホームページ(別ウィンドウで開きます)
福岡市内の町は、メイン会場の博多⇔天神間が徒歩でも15~20分ほどで移動できますので、
ゆっくり探索しながら、飲み食いしながらでも十分にまわれます。
ちなみに、私が行っていた時は、福岡出身の有名アーティストや芸能人などがシークレットライブをやってました!
当日、スペシャルゲストが登場!なんてことも色んな場所であるので楽しんでみてください。
博多どんたくの楽しみ方はコレ!
博多どんたくに行って1日中いろんな場所でどんたく隊を見ていると「自分も踊りたい!」って感じてしまいます。これは行ってみて体験したら分かります^^
どんたく隊が楽しそうに踊ってる姿を見てるとしゃもじを持ちたくなるんですp(*^-^)p
そんな人にイチオシの博多どんたくの楽しみ方は何と言っても「総踊り」です。
最終日の夕方ぐらいになると
「とにかく踊らなおもんなか!!みんなで一緒に踊ろうぜっ!!」
て感じで、各ステージ会場を中心に福岡市内の色んな場所で「総踊り」が始まるのです。
夕方からはじまるこの「総踊り」。
だんだん日が暮れていく街中にぼんぼりの灯りが灯り始め、地元の人も他県の人も、外国人も。老若男女みんなで踊ります。
踊っているうちにみんながどんどんひとつになっていく高揚感は、参加しないと分かりません!!
天神側の商店街「新天町」ではしゃもじがもらえるので、しゃもじをもらって是非、みんなでどんたく囃子に酔いしれながら思い切り楽しんで踊ってみてください(o^∇^o)ノ
まとめ
いかがでしたか?
博多どんたくの良さって、みんなで楽しむ祭りなのかなって思います。
とにかく福岡人の優しさや人懐っこさを感じますし、みんな明るくて元気!
ゴールデンウィークの予定をまだ決めてない方は「博多どんたく」おすすめですよ~ヽ(*^^*)ノ