初節句祝いのお礼状

生まれて初めて迎える節句を「初節句」といい、子どもの健やかな成長を祈り、お祝いをします。

初節句は、子どもにとって一生に一度の大切な行事でもあるため、初節句を迎える際には、両親や親族からお祝いの品やお祝い金をいただくこともあります。

初節句のお祝いのお返しとして内祝いを贈る際には、初節句のお祝いの報告やお礼の手紙を添えると、感謝のこころが伝わるとともに喜ばれるでしょう。

「でも、お礼の手紙って何を書けばいいんだろう?」

そこで今回は、初節句祝いのお礼の手紙について、ポイント&文例つきでご紹介します。

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初節句のお祝いのお返し お礼状の文例は?ポイントつきでご紹介!

初節句のお祝いをいただいたら、祝いの席に招くのがお返しになるので、基本的にお返しは不要です。

ですが、身内が遠方だったり、都合により祝いの席に欠席となる場合もありますし、諸事情によりお祝いの席を設けない場合などもあります。

その際には、お祝いをいただいたまま音沙汰なしとするのではなく、お返しとして心ばかりの品を贈るようにします。

初節句祝いのお礼&お返しのマナーなどについては下記の記事もご参考に!

関連ひな祭り【初節句】お祝いのお返しはどうする?相場やのしなど知っておきたいマナーをご紹介!

初節句祝いのお礼&お返しを贈る際には、初節句のお祝いの報告やお礼の手紙を添えて、親しい方には赤ちゃんの当日の写真なども添えると、感謝のこころが伝わるとともに喜ばれるでしょう。

初節句祝いのお礼の手紙の書き方

初節句祝いのお礼の手紙 マナーのポイント!

  • お礼以外の用件は書かない
    お礼の手紙に別の用件を書くことは失礼にあたりますので気をつけましょう。

    用件のついでにお礼をしているという印象を与えてしまうため、たとえ親しい相手であっても別件を書くことは控えます。

  • 「お返しに」の表現は避ける
    内祝いは本来、お祝い事のお披露目の意味で自発的に行うものです。

    お祝いの品をもらった際のお礼やお返しとして「内祝」として品物を贈る場合も、「お返しに」や「返礼に」などの表現を使うのは、お祝いをもらったからお返しをするといった姿勢や義務でお返しをしているような印象になってしまい相手に失礼になってしまうので避けるようにします。

  • 初節句祝いのお礼の手紙 出す時期は?

    初節句祝いのお礼の手紙は、お祝いを受け取った報告を兼ねて、できるだけ早くお礼状を出すのがマナーとなります。

    女の子の場合であれば、3月中旬まで男の子の場合は5月中旬までに先方に届くようにお礼状を書くのがベストです。

    なお、お礼の手紙は封書で出すのが基本ですが、即日ハガキで礼状を出し、後日あらためて封書で送るようにするのもより丁寧です。

    内祝として何か品物を贈る際に、お祝いをいただいて少し間があいてしまう場合などには、まずはハガキで取り急ぎお礼を伝え、後日、内祝の品物と一緒に封書のお礼状を添えるなどでもいいでしょう。

    初節句祝いのお礼の手紙 基本構成や流れとは?

    お礼の手紙は、普段の生活のなかでも書く機会が多いもの。

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    基本的な構成や流れなどのポイントを抑えておくと書きやすいものですよ。

    前文

    頭語
    手紙の書き出しの言葉です。一般的には「拝啓」などがよく使われます。

    拝啓 謹啓 など

    時候の挨拶
    四季折々の変化や、風物詩を織り込んだ挨拶のことです。

    【3月上旬】早春の候 浅春の候
    【3月中旬】弥生の候 陽春の候
    【3月下旬】春分の候 萌芽の候 など

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    【5月上旬】若葉の候 緑風の候
    【5月中旬】初夏の候 立夏の候
    【5月下旬】薫風の候 万緑の候 など

    相手の健康・安否を気遣う言葉
    時候の挨拶のあとは、相手の安否を気遣う挨拶を書きます。

    皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。
    お元気でご活躍のことと存じます。
    みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。

    主文・本文

    主文は、用件を述べる手紙の主幹部分となります。

    本文は、用件を伝え、できるだけ簡潔かつ明瞭にして、伝えたいことを要領よくまとめましょう。

    なお、お礼の手紙であれば、お礼の言葉や気持ちを伝えることになります。

    末文

    手紙の締めの部分で、下記の「結びの挨拶」「結語」で構成されます。

    結びの挨拶
    まずは取り急ぎ、書中にてお礼まで。
    皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
    皆様の無事息災をお祈りいたします。
    くれぐれもご自愛ください。
    今後とも何卒お力添えをいただきますようお願い申し上げます。
    これからもよろしくお願いいたします。
    結語
    敬具 謹白 など

    初節句祝いのお礼の手紙【桃の節句】文例のご紹介!

    拝啓 弥生の候 みなさまお変わりなくお過ごしのことと存じます。

    さて、このたびは初節句に際し、過分なお心づかいを賜りまして誠にありがとうございました。

    早いもので、ついこの前誕生を喜んでいましたのに、もう初節句を祝うことになり、子どもの成長の早さに驚いています。

    おかげさまで、〇〇(子どもの名前)も日々元気に過ごしております。

    今後とも娘の成長を見守ってくださるよう、お願い申し上げます。

    なお、ささやかな内祝いのしるしをお届け申し上げますので、ご笑納いただければ幸いです。

    末筆ながら、皆様のますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

    敬具

    謹啓 ようやく春を感じられる季節となりましたが、お父様、お母様いかがお過ごしでしょうか。

    さて、このたびは○○(子どもの名前)の初節句にお祝いのお言葉や結構なお品をいただき、誠にありがとうございました。

    おかげさまで○○(子どもの名前)も風邪ひとつひかず元気に育っております。

    頂戴いたしましたお人形は、さっそく写真のように飾らせていただいております。

    もっと早期にお礼を申し上げるべきところ、本日遅ればせながら感謝の気持ちとしてささやかな内祝いの品を送らせていただきました。

    ご笑納いただければ幸いです。

    暖かくなって参りましたが、まだまだ寒い日もありそうです。

    風邪などひかれませんように、どうぞご自愛ください。

    まずは、お礼まで。

    かしこ

    初節句祝いのお礼の手紙【端午の節句】文例

    拝啓 風薫る季節となりました。皆様にはお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。

    このたびは〇〇(子どもの名前)の初節句に見事な五月人形をいただきましてありがとうございます。

    さっそく飾りつけ、みんなで楽しんでおります。同封の写真は五月人形の前で喜んでいる〇〇(子どもの名前)です。

    今後とも息子の成長を見守ってくださるよう、お願い申し上げます。

    なお、内祝いを同封させていただきます。どうか、ご受納ください。

    末筆ながら、皆様のご健康をお祈り申し上げます。

    敬具

    拝啓 青葉が目にまぶしい今日この頃、皆様にはますますご健勝のことと心よりお喜び申し上げます。

    このたびは〇〇(子どもの名前)の初節句に際しまして、すてきなお品をありがとうございました。

    〇〇(子どもの名前)もいただいたおもちゃがとても気に入ったようで、毎日夢中になって遊んでいます。

    お祝いの日に撮影した写真も同封します。〇〇(子どもの名前)のうれしそうな顔を見てやってください。

    本日、感謝の気持ちをお送りいたしました。これからも、息子の成長を温かく見守ってください。よろしくお願い致します。

    末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

    敬具

    まとめ

    お祝いに対してのお礼の手紙は、まずは何より謝意を示すのが基本です。

    謙虚な姿勢でお礼を述べ、近況や心境を報告するとより親しみのある、オリジナルなお礼状にもなりやすくなります。

    お祝い金をいただいた場合には、使い道を報告し、贈り物の場合には飾った写真などを添えると相手も嬉しいものです。

    子どもの成長を祝う気持ちは嬉しいものです。

    真心や誠意が込もった、お礼の手紙になるといいですね。