お中元

お中元のお返しは必要?金額の相場やビジネス・個人で使えるお礼状・挨拶状の正しい書き方と例文コピペ集

お付き合いのある方や、取引先・お客様から送られてくる「お中元」は、あなたや会社に対する感謝の気持ちを込めた贈り物です。

心のこもった贈り物を頂いたら、その気持ちにキチンと礼儀をもって応えるのが大人のマナーですね。

お中元のお返しについて悩んだことってありませんか?お中元は毎年のことでもありますし、きちんと対処できるようにしておきたいものです。

お中元のお返しは不要とは言われているものの、いただいた以上は無視はできないものです。

今回は、「お中元のお返しは本当に必要なのか?」という疑問への回答から、失敗しない金額相場、地域別ののしのマナー、そして個人・ビジネスのどちらでもそのまま使えるお礼状・挨拶状の書き方マナーと例文集まで網羅してご紹介します。

📌 補足:お中元の全体的な基本マナーを知りたい方へ

「そもそもお中元とは?」「お中元を贈る相手の範囲や、喜ばれる人気ギフトのトレンドは?」など、お中元の全般的な基本マナーは下記のまとめ記事(ハブ記事)で詳しく解説しています。
👉 【2026年最新】お中元とは?贈る時期はいつまで?金額相場やおすすめギフトマナー徹底解説

お中元のお返しは本当に必要?知っておくべき現代の常識

お中元お返し

お中元は、本来、親族(両親や親戚)や恩師、習い事の先生など、日頃からお世話になっている方に、感謝の気持ちを込めて贈るものです。

そのため、贈られる側は特にお返しを必要としません。というのが古くからの常識となっています。原則として贈られる側のお返しは不要です。

でも、現在では、「お世話になっている」の意味合いが広がってきていたり、多様化していることによって、「贈る側」と「贈られる側」が友人や同僚など、同等の立場であることも少なくありません。

「お世話になっている」は目上の方という見方もありますが、友人でも、「いつも迷惑を掛けているから日頃のお礼に」という意味で贈る方もいらっしゃいます。一概に「お中元のお返しは不要」とは言い切れない現状があります。

お中元やお歳暮などを頂きっぱなしでは、恐縮してしまうこともあったり、感謝の気持ちをこちら側からも伝えたいという方もいらっしゃいます。

また、お中元を頂いたからと言って、誰にでもお返しをしている人も注意が必要です。

近年はコンプライアンス意識の高まりや虚礼廃止の風潮もあり、職業上や立場上、お中元を貰うことによって賄賂(わいろ)を疑われてしまう方もいらっしゃいます(公務員や一部の大企業、政治家など)。

そういった方がお知り合いの場合や会社のルールがある場合は、事前にしっかりと調べて相手に迷惑の掛からないように注意しましょう。

ですので、本来はお中元を頂いた場合にはお返しを必要としませんが、職業的な制限がなく、お返しをしたい相手であれば悩む必要はありません。

「お返し」としてではなく、感謝の気持ちを込めて「贈り合う」気持ちで、頂いた品と同等額程度の品を「御礼」か「お中元(御中元)」として贈っても何も問題はありませんし、大変良い対応です。

お中元のお返しをする場合の金額の相場は?

お中元のお返しの相場は、基本的には、頂いたお中元の半額〜同額程度のものを目安に贈るとよいでしょう。

頂いた品と同等額程度の品を送るのが基本ですが、このお返しの金額の相場を間違えると大変ですので、是非覚えておいてくださいね。

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頂いた品よりも明らかに高額のお返しをすることは、「次からはお中元を贈らないで結構です(お付き合いを断ります)」という意味合いになり、相手にとっては気を悪くさせる場合もあります。

「たくさんもらったから、もっと良いものを贈ろう!」と張り切って送られてきた品物より高価なものを贈ってしまうと、相手にとっては恥をかかされたように感じたり、不快に思われたりすることもあるので、十分に気を配りながらお返しの品を選ぶようにしましょう。

🔍 相手別の金額相場:個人なら「半返し〜同額」、ビジネスや目上へは「同額返し」が基本!

💡 補足:いただいたお中元の「正確な金額」がわからないときは?

お返しを選ぼうとした際、「そもそもいただいた品物がいくらくらいのものか分からない…」と困ってしまうケースは非常に多いです。

そんなときは、以下の2つのステップでスマートに対処しましょう。


ネット通販や百貨店サイトで検索する
ブランド名や商品名、個数をインターネット(楽天市場や大手百貨店のオンラインストアなど)でそのまま検索してみましょう。同じ商品や、同シリーズの詰め合わせがすぐに見つかり、おおよその価格を特定できます。

どうしても分からない場合は定番品で対応
限定品などでどうしても金額が特定できない場合は、お中元の標準的な予算である「3,000円〜5,000円」の定番ギフト(ビール、そうめん、小分けの焼き菓子など)を選んでお返しすれば、失礼にあたることはまずありません。

お中元をいただいたら「お礼状」は絶対に必須!

お中元をいただいた相手に対して、お返しとして何か品物を贈る・贈らないにかかわらず、いただいた後のリアクションとして「お礼状」は絶対に必要です。何のリアクションもしないのは大きなマナー違反にあたります。

お中元を頂いて、お礼状を書くのは礼儀とされています。

お中元を頂いて、お返しの品を送る場合にも、お返しの品物と一緒にお礼状も添えると、「この人は常識がある人だな。」と思われたりします。

また、お中元を頂いてお返しの品は送らない場合でも、お礼状だけは送付しないと非常識な人だと思われますので、どちらにしてもお礼状のマナーは覚えておいて損はないと思います。

お中元のお返しには、お礼状は必須なんですね。何よりも大切なことは「ありがとう」という感謝の気持ちをできるだけ早く表すことです。

お中元のお返し・お礼状を出すタイミング(時期)

お中元をいただいたら、すぐにお礼状を書き送付します。お礼状は何よりもスピードが命です。

お礼状はできるだけ早く送るのがマナーですので、お中元の品が届いた当日に書く(投函する)のが理想的で、遅くとも2~3日以内には投函できるように準備しましょう。

お中元のお返しの品は、お礼状を出してすぐ贈ってしまうと、変に気を遣わせて迷惑だったかな?と感じたり、人によっては嫌味に感じる場合もありますし、形式的すぎてかえって失礼になることもあるかもしれません。

そのため、お礼状と同じようなタイミングで贈るよりは、1週間~10日程度、間をあけてから贈るようにすると、非常にスマートで丁寧です。

お中元のお返しの熨斗(のし)と地域別の切り替えルール

お中元のお返しをする際の熨斗は、紅白の蝶結び(何度あっても良いお祝い用)を使用し、表書きは「お中元」「御中元」とします。

ただし、お返しを贈る時期が、お中元の時期を過ぎてしまった場合は、「暑中お見舞い」「残暑お見舞い」などと変えるのがマナーです。

また、関東と関西ではお中元の時期が異なりますので、下記を参考にして表書きを変えるようにしましょう。

地域 届く時期 推奨される「のしの表書き」
関東地方 7月15日まで 「お中元」「御中元」
7月16日 〜 8月6日 「暑中御伺」(※親しい間柄なら「暑中お見舞い」も可)
8月7日(立秋)以降 「残暑御伺」(※親しい間柄なら「残暑お見舞い」も可)
関西地方 8月15日まで 「お中元」「御中元」
8月16日以降 「残暑御伺」(※親しい間柄なら「残暑お見舞い」も可)

💡 2026年最新基準:「立秋」の日付に注意!
時候の切り替え基準となる二十四節気の「立秋」は、毎年8月7日ごろです。2026年の立秋は「8月7日」です。そのため、8月7日以降にお相手に届くお返しは、関東・関西を問わずすべて「残暑」の扱いになります。

⚠️ 注意:「〇〇お見舞い」と「〇〇御伺」の超重要マナー

「〇〇お見舞い(暑中お見舞い・残暑お見舞い)」と表書きに書くと、贈り側(あなた)の立場が、先方よりも優位(上)に立つことになります。
そのため、年配の方や会社の上司、取引先などの目上の方にお返しを贈る際は、絶対に「〇〇御伺(暑中御伺・残暑御伺)」とするのがマナーですので、間違えないように注意してくださいね。

💡 補足:のしの「自分の名前(名入れ)」はどう書けばいい?

水引の下段に書く、贈り主の名前(名入れ)も実務で迷いやすいポイントです。状況に応じて正しく書き分けましょう。

贈るシチュエーション 下段の名前(名入れ)の正しい書き方
個人で贈る場合 一般的な親戚などへは「自分の苗字のみ」、同姓の親族や改まった相手へは「フルネーム」で中央に書きます。
夫婦連名で贈る場合 中央に「夫のフルネーム」を書き、その左隣に「妻の下の名前のみ」を縦ラインを揃えて配置します。
仕事関係(会社宛て) 中央やや右に小さめで「会社名」を書き、中央に大きく「代表者の役職とフルネーム」を書きます。

【個人用・フルネームの名入れ例】

お中元お返しのしの書き方・個人用フルネーム名入れの例

【プライベート用・夫婦連名の名入れ例】

お中元お返し_のし連名名入れ例

【ビジネス用・会社名と役職入りの名入れ例】

お中元お返しのしの書き方・ビジネス用役職名入れの例

【ビジネス・実務知識】お礼状の基本ルールと代筆の記号

取引先やお客様からお中元をいただいた際、きちんとしたマナーでお礼の気持ちを伝えることは、今後の良好な関係構築において非常に重要です。

ビジネスでお礼状を作成する際に、絶対に外せない基本ルールが2つあります。


① 理想は当日!遅くとも2〜3日以内の投函が鉄則
お礼状は何よりもスピードが命です。お中元が届いたら、できればその日のうちに投函するのが理想です。業務の都合でどうしても遅れてしまう場合でも、品物を受け取ってから2~3日以内には必ず発送するように心掛けましょう。

② お礼状のタブー「他の用件」は絶対に混ぜない
お礼状の文面の中に、他のビジネスの連絡や打合せの件などを一緒に書くのはマナー違反です。相手に「何かのついでにお礼を言われた」という印象を与えないよう、感謝の気持ちだけをシンプルに伝える書面に仕上げます。

社長の代わりに書く「代筆」の記号ルール

秘書や事務員、あるいは社長の配偶者がお礼状を代筆する場合、差出人欄(署名)の書き方にルールがあります。


部下・社員(秘書)が代筆する場合
社長の名前の左下に、やや小さめの文字で「代」または「秘書」と書き添えます。

配偶者(妻)が代筆する場合
社長の名前の左下に、やや小さめの文字で「内」と書き添えます。

【月別・時期別】お礼状に必須の時候の挨拶(6月・7月・8月)

お中元は地域によって届く時期が大きくズレるため、届いたタイミングにピッタリ合った「時候の挨拶」を選ぶ必要があります。以下の早見表を参考に使い分けてみてください。

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時期 7月の時候の挨拶(季語・文例) 8月の時候の挨拶(季語・文例)
上旬 ・向暑の候
・梅雨明けの候
・ようやく梅雨も明け
※6月下旬は「初夏の候」など
・残暑の候
・季夏の候
・いまだ暑さ厳しい折
中旬 ・盛夏の候
・仲夏の候
・暑さ厳しい折から
・新涼の候
・避暑の候
・納涼の候
下旬 ・酷暑の候
・猛暑の候
・炎暑の候
・日ごと暑さが厳しくなってまいりましたが
・晩夏の候
・暮夏の候
・秋暑の候
・暦の上ではもう秋ですが
※遅れた場合は「向秋の候」など
📌 補足:言葉選びに迷ったときの裏ワザ

どの言葉を選べばいいか分からない、あるいは時期が微妙なときは、1年中いつでも使える「時下(ただ今、この頃という意味)」が便利です。
(例:時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。)

お中元のお返しを贈る場合の「挨拶状・送り状」の書き方

お中元のお返しの品を贈る際には、手紙、ハガキ、グリーティングカードなどの挨拶状や送り状(添え状)を封書に入れて、品物に添えて贈るのが正式なマナーです。

最近では、インターネットなどでお中元のお返しの品を選んだり、お店から直送することも多くなってきています。

その場合は、お返しの品よりもはやく挨拶状が届くように送り、「いつ頃、何が届くか」などを明記するのがより丁寧な挨拶状になります。

お中元を頂いたお礼はすでに最初にお礼状で済ませていますので、お返しのお品に添える挨拶状は、シンプルに送り状(添え状)のような文面を用います。

コピペで今すぐ使える!お返し・お礼状・挨拶状の例文集(個人宛て)

相手との関係性や、品物を「お返しする・しない」の状況に合わせてそのまま使える例文集です。コピペして【〇〇】の部分を書き換えてご活用ください。

1. 【個人用】比較的どんな相手にも使える「基本」のお礼状(品物は返さない場合)

親しい方にはもっと自分らしい言葉を添えたり、目上の方にはそのままでも使える汎用性の高い基本文章です。

拝啓 暑さ厳しき折 ○○様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

お陰様で、私たちは皆、元気に過ごしております。

さて、先日よりお心のこもったお品を頂き、誠にありがとうございました。いつもながら細やかなお心遣いに恐縮するばかりです。

まだまだ暑さが厳しい時期ですので、皆様どうぞご自愛ください。

略儀ながら書中にてお礼申し上げます。ありがとうございました。 敬具

令和6年○月○日
【自分の氏名】

2. 【個人用】お中元のお返し品と一緒に添える(または別送する)お礼状

お返しと一緒に添える(または先に出す)お礼状は、「お中元を頂いたことへの御礼」をまず最初に書くことが最も重要です。そのあとに、自分からも品物を送らせていただいた旨を書き添える形で繋げていきます。

拝啓 暑さ厳しき折 ○○様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

さて、この度は、思いがけず結構な品を頂戴し、誠にありがとうございました。私も含め家族一同大変喜び、早速美味しくいただきました。

いつもながら細やかなお心遣いに恐縮いたしております。

本日は、心ばかりの品を送らせていただいております。お気に召すと嬉しいのですが、ご笑納くださいませ。

まだまだ暑さが厳しい時期ですので、皆様どうぞご自愛ください。

略儀ながら取り急ぎ書中にてお礼申し上げます。 敬具

令和6年○月○日
【自分の氏名】

3. 【個人用】お返し品に添える一般的な挨拶状(送り状)

目上の方や両親など、お返しの品物に同封、または直送する際に別送する汎用性の高い一般的な挨拶状です。

○○様

拝啓 暑気厳しき折柄、皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

日頃は、公私にわたり何かとお世話になり、心より御礼申し上げます。

つきましては、お中元のしるしまでに、本日、○○を別便にてお送りいたしました。ささやかな品ではございますが、何卒ご笑納くださいますようお願い申し上げます。

ますますの酷暑にお身体を崩されませぬよう、何卒ご自愛専一にお過ごしください。

本来ならば、直接お伺いしてご挨拶申し上げるべきところ、誠に失礼とは存じますが、略儀ながら書中にて、お中元のご挨拶を申し上げます。 敬具

令和6年○月○日

4. 【個人用】お返し品に添える親しい相手(友人・知人)への挨拶状

気心の知れた相手などに向けた挨拶状です。あまりくだけすぎた文面にならないように気をつけましょう。

○○様

青空のまぶしい季節となりました。ご家族の皆様には、その後お元気でお過ごしのことと存じます。

さて、日頃は何かとお気遣いいただきまして誠にありがとうございます。

本日は、日頃の感謝をお伝えしたく、心ばかりの品ではございますが、○○をお送りいたしました。ご笑納いただけますと幸いです。

夏風邪には十分ご注意のうえ、ご家族の皆様おそろいで、蝉の声にも勝る賑やかな夏をお過ごしください。

まずは書中にて、ご挨拶まで。

○○(署名)
令和6年○月○日

コピペで今すぐ使える!お返し・お礼状・挨拶状の例文集(ビジネス・会社宛て)

5. 【ビジネス用:封書】最もフォーマルな縦書き文例(取引先宛て)

もっとも丁寧で、どの取引先に出しても失礼のない王道の文面です。特にお世話になっている取引先の代表者様や目上の方へは、ハガキではなく封書を選ぶのが正式なマナーです。

拝啓

盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り、深く御礼申し上げます。

このたびは、ご丁寧にも結構なお中元の品を頂戴いたし、ご芳情誠にありがたく改めて御礼申し上げます。早速、従業員一同にて賞味させていただきましたところ、皆大変美味しいと喜んでおりました。いつもながらの温かいお心遣いに、心より感謝申し上げます。

今後とも何卒よろしくご厚誼のほどお願い申し上げます。貴社のさらなるご発展を祈願し、略儀ながら書中をもちましてお礼のご挨拶とさせていただきます。 敬具

令和6年○月○日
○○株式会社
代表取締役 ○○○○

6. 【ビジネス用:ハガキ】余白を意識したスマートな和語調文例

ハガキは1行あたり15〜20文字を目安に、余白を持たせて読みやすく「縦書き」で作成するのが基本となります。

近年にない暑さが続きますが、貴社におかれましてはお元気に過ごされていることと存じます。

この度はご丁寧なお中元の品を頂き、誠に有難うございました。いつもながらのご芳情に厚く御礼申し上げます。

暑さはこれからが本番でございます。皆様どうぞ無理をなさらずご自愛ください。

略儀ではございますが、書面をもちまして御礼申し上げます。 敬具

令和6年○月
○○株式会社
代表取締役 ○○○○

7. 【ビジネス用:メール】パターンA:一般的なお礼メール(定番)

メールの件名は一目でわかるように書くのが礼儀です。他の用件は混ぜず、お礼のみに徹しましょう。

件名:【御礼】お中元御受領の御礼(株式会社〇〇)

お取引先企業名
部署名・役職 〇〇 〇〇 様

拝啓

猛暑の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。株式会社○○○○の(自分の氏名)です。

さて、このたびは、ご丁寧にも大変結構なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。ご芳情のほど誠にありがたく、厚く御礼申し上げます。いつもながらの温かいお心遣いに、一同大変喜んでおります。

本来であれば拝眉の上、御礼申し上げるべきところでございますが、まずは取り急ぎメールにて御礼申し上げます。

(※後日手紙を送る場合は:まずは取り急ぎメールにて御受領の報告と御礼を申し上げます。追って書面にて改めてご挨拶申し上げます。)

貴社のますますのご発展をお祈り申し上げますとともに、今後いっそうのご交誼のほどをお願いいたします。 敬具

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【署名】
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8. 【ビジネス用:メール】パターンB:先方が品物を直接持参(来社)してくださった場合

来社いただいたお礼と、持参されたお品へのお礼を伝える文面です。

件名:【御礼】ご来社およびお中元御受領の御礼(株式会社〇〇)

お取引先企業名
部署名・役職 〇〇 〇〇 様

拝啓

時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。株式会社○○○○の(自分の氏名)です。

さて、本日はお忙しい中、弊社までご足労いただき誠にありがとうございました。その際、ご丁寧にも大変結構なお中元の品を頂戴いたし、重ねて厚く御礼申し上げます。

さっそく社内一同でおいしくいただきました。いつもながらの細やかなお気遣いに、社員一同心より感謝いたしております。

メールにて恐縮ではございますが、まずは取り急ぎご来社とお品へのお礼申し上げます。

暑さ厳しき折、皆様の健康を心よりお祈り申し上げます。 敬具

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【署名】
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9. 【ビジネス用:メール】パターンC:お中元が宅配便などで郵送されてきた場合(到着報告)

宅配便で無事に品物が届いたことを最速で伝えるためのメール文例です。

件名:【御礼】お中元(宅配便)無事到着の報告と御礼(株式会社〇〇)

お取引先企業名
部署名・役職 〇〇 〇〇 様

いつも大変お世話になっております。株式会社○○○○の(自分の氏名)です。

さて、つい先ほど、貴社からのお中元の品が宅配便にて無事に届きました。お心の込もった素晴らしい贈り物、誠にありがとうございました。

さっそく皆で美味しく頂戴いたしましたが、日頃はなかなか口にできないお品に、社員一同大喜びで手を伸ばしております。

〇〇様にはいつも何かとお世話になり、その上このようなお心遣いまでいただき、恐縮いたしております。

これから益々暑くなってまいりますので、どうぞくれぐれもご自愛ください。まずは、とり急ぎメールにて、無事到着のご報告とお礼のご挨拶とさせていただきます。

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【署名】
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10. 【応用実務:封書】コンプライアンス規定で受け取れない場合の「お断り状」文例

社内規定や公務員規定などで贈答品を受け取れない場合は、感謝を伝えつつも、角を立てずに辞退する「お断り状」を封書で送ります。

拝啓

暑さ厳しき折、貴社におかれましては益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご厚情を賜り、深く御礼申し上げます。

さて、本日はご丁寧にも大変結構なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。温かいお心遣いには一同大変恐縮しております。

しかしながら、誠に勝手ではございますが、弊社ではコンプライアンス規定により、取引先様からのご贈答品は一律に辞退させていただくこととなっております。せっかくのご芳情を無にすることとなり、誠に心苦しい限りではございますが、今後はこのようなお気遣いをなさいませんよう、伏してお願い申し上げます。 敬具

令和6年○月○日
○○株式会社
代表取締役 ○○○○

まとめ|印刷でも「手書きの一言」を添えるのが好印象のコツ

ビジネスの場面では、お礼状をパソコンで印刷したり、業者に依頼して大量に発送したりすることも多いですが、空いているスペースに「手書きのメッセージ」を添えるだけで、先方に伝わる感謝の気持ちがグッと深まります。


添え書きに使える手書き一言メッセージ集
・「冷えたビール、仕事終わりに皆で美味しくいただきました!」
・「いつも温かいお心遣いをいただき、本当にありがとうございます。」
・「お近くにお越しの際は、ぜひ弊社オフィスへお立ち寄りください。」
・「猛暑が続きますので、〇〇様もどうぞご自愛くださいませ。」

メールの便利さと書面の丁寧さをスマートに使い分け、他社の一歩先を行くビジネスの好印象へと繋げていきましょう。

📌 補足:生ものや傷みやすいものをいただいた場合は?

お中元で産直フルーツや高級肉などの生ものをいただいた場合、お返しを贈るタイミング(1週間〜10日後)までの間に、先方の冷蔵庫が他の方からの贈り物でいっぱいになっている可能性があります。
そのため、生ものに対するお返しには、あえて「常温保存がきいて日持ちするもの」(高級そうめん、焼き菓子、カタログギフトなど)を選ぶのが、お相手の保管場所を圧迫しないワンランク上の大人マナーです。

お中元のお返しは、「お返し」として義務的に返すのではなく、こちらからも日頃の感謝の気持ちを伝えるために「贈り合う」という前向きな気持ちで贈ることが大切です。

また、お礼状はもちろんですが、お返しの際にも挨拶状(送り状)を一緒に添えることで、品物だけを贈るよりも格段にあなたの「感謝の気持ち」が相手に伝わります。大人のマナーを守りながら、気持ちの良いお付き合いを続けていきましょう。

  • この記事を書いた人

ゆき

主婦・会社経営と複数の草鞋を履きながら、本サイトの統括(編集長)を務めています。Webデザイナー・エンジニア・ディレクションなど15年培った「徹底的なユーザー目線の構成力」が強みです。これまでの豊富な人生経験から得た「失敗や後悔をライフハックに変える」共感の姿勢を大切に、大人のマナーや、シンプルで丁寧な身軽な暮らしのヒントを提案します。読者の皆様の毎日に寄り添う、心地よいメディア運営を心がけています。 詳しいライタープロフィールこちらから

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