敬老の日

敬老会の挨拶の文例 失礼のないお祝いの言葉&注意点をご紹介!

9月の秋の気配を感じる頃になるとやってくる「敬老の日」

敬老の日には、全国各地で「敬老会」や「敬老のつどい」など敬老の日の行事が行われます。

行事を開催する場合に必要不可欠となってくるのが「挨拶」「スピーチ」ですが、敬老会で挨拶する際のポイントなどご存知ですか?

失礼のないようしっかり挨拶のコツやタブーも含めポイントを抑えておきたいですね!

そこで今回は、自治会などいろんな場面で使える敬老会の挨拶の文例についてご紹介します。

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敬老会の挨拶の文例 自治会などいろんな場面で使えるお祝いの言葉をご紹介!

敬老の日挨拶

敬老の日は、国民の祝日のひとつで、9月の第3月曜日となっています。

日本の年中行事でもある敬老の日は、全国各地で敬老の日の祝賀行事などが執り行われ、場合によってはお祝いの挨拶をお願いされる方も多いかもしれませんね。

敬老の日などの年中行事で挨拶やスピーチをする場合にはいくつかの注意点をおさえておくのがポイントです。

敬老の日など年中行事のスピーチの注意点

親しみを感じさせる内容を心掛ける

どのような行事においても、主催者と参加者、参加者同士の関係は大事なものです。また、地域の行事は、地域住民の交流、親睦という重要な目的もあるものです。

挨拶やスピーチとなると建前だけの堅苦しい内容になりがちですが、親しみやすい内容を心掛けるだけでもグッと魅力的な挨拶やスピーチになりますよ。

聞き手の年齢層や理解度に合わせた内容を心掛ける

行事によっては、子どもが多い時、高齢者が多い時、主婦が多い時など、参加する人達の年齢知的レベルも多様な場合が多くなります。それにともない、理解度も実に多様になります。

あいさつやスピーチを行う場合は、ひとりよがりな言葉選びではなく、誰とでもコミュニケーションがとれる言葉を選ぶようにしましょう。

目的や意義を延べる

各年中行事には、その行事の由歴や由来などがあり、目的や意義があるものですので紹介することも大事なポイントになります。

ですが、あまり詳しく長くなりすぎても煩わしいものになってしまいますので、簡潔に述べるのもポイントとなります。

過度な激励は好まれない

年中行事では、成長や健康や幸福を願い祈って行われるものが多いのが特徴です。

敬老の日は、長年、社会や家族に尽くしてきた年長者をねぎらい、長寿を祝い、今後の健康を願うものですが、それらの想いを過度に強調したり、説得するような激励口調を用いてしまうとあまり好まれないことも多いため注意が必要です。

あくまで穏やかに、さりげなく優しく語りかけるように伝えるのがポイントです。

尚、敬老会などでの挨拶の場合、挨拶の構成をおさえておくと作成しやすいので、下記にご紹介します。

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敬老会のあいさつの構成

  1. 祝辞・列席者への感謝の言葉
  2. まず列席への感謝とお祝いの気持ちを伝えます。

  3. 主旨説明
  4. このたびの会の簡単な主旨説明をします。

  5. 願い・期待の言葉
  6. 今後の健康、長寿、ご多幸を心から願います。

  7. 結びのあいさつ
  8. あいさつを結びます。

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敬老会の挨拶の例文

例文①
皆様、こんにちは、〇〇地区自治会長の〇〇でございます。

本日は〇〇町会自治会連合会主催の「敬老会」に、このように多くの方々のご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。
まずは皆様、本日の敬老の日を、心からお祝い申し上げます。

この「敬老会」は、皆様のご長寿を心よりお祝いし、末永いご健康を願い、そして、当町の発展、復興に一方ならぬご尽力をくださった皆様のご功労ならびにご功績に、改めて感謝申し上げる会でございます。

わたくしどもが、健やかで幸せに日々の生活を営むことができますのも、皆様のこれまでの長年にわたる格別なご尽力の賜物と深謝申し上げ、厚くお礼申し上げるしだいでございます。

これからも皆様がいつまでもお健やかに、楽しい毎日をお過ごしいただけますように、そしてこれまで培った豊かな経験と知識で、これからも末永くご指導くださるようよろしくお願い申し上げます。

本日は、この後、皆様にお楽しみいただける催しをいろいろ用意しておりますので、どうかごゆっくりお過ごしくださいますようお願い致します。

本日は皆様方が楽しいひとときを過ごされますとともに、お集まりの皆様方のご健勝をお祈り申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。

例文②
敬老の日を迎え、皆様のご長寿を祝福し、敬老の会を開催されるにあたり一言お祝いを申し上げます。

まず、本日ここにお集りの皆様方が、お元気に敬老の日を迎えられたことを、心からお祝い申し上げます。

現在の敬老の日は1954年(昭和29年)に「としよりの日」として設けられたのが始まりです。この呼び方に各界から異議が起こり、「老人の日」となり、そして1966年(昭和41年)に現在の「敬老の日」と改められ、国民の祝日となったものです。

敬老の日という名称は、とても良いものだと思います。「国民の祝日に関する法律」には、このように書かれています。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」まさにそのとおりであり、今の社会を築きあげてきたのは、他ならない皆様方です。

あらためて心から、感謝を申し上げる次第でございます。

いついつまでもご壮健で、末永くご指導いただけますようお願い申し上げます。

簡単ではございますが、皆様のご多幸をお祈り申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。

例文③
皆様、本日はおめでとうございます。

ここにお集まりの皆様方が、お元気に敬老の日を迎えられたことを心からお祝い申し上げます。

皆様のお元気なお顔を拝見することができまして、大変嬉しく思っているところでございます。

今の社会を築きあげてこられたのは、他ならない皆様でございます。深く感謝し敬意を表する次第でございます。

ここにお集まりの皆様方が、いつまでもお健やかに、楽しい毎日をお過ごしいただけますよう祈念いたしまして、私の挨拶の言葉とさせていただきます。

本日は、おめでとうございます。

上記の例文は、一番シンプルなもので、簡潔な挨拶の場面では役立ちます。

もう少し内容が欲しい場合には、自治会の活動や、地域の変遷などを付け加えて、その地域や自治会ならではのオリジナルのあいさつ文にも!

まとめ

敬老の日の意義を改めて考え、人生の先輩に敬意を払った感謝を込めた挨拶を心掛けたいものですね。

  • この記事を書いた人

ゆうこ

私は普段、介護のお仕事をしています。 老人ホームや介護施設では、春夏秋冬、季節感のある趣向を凝らしたさまざまなイベント・行事が行われます。 日本ならではの「和」を感じる日々がこれからも大切に子ども達にも繋いでいけるよう、日々の暮らしの年中行事や歳時記についての記事を中心に書いています。 詳しいライタープロフィールはこちら

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