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初盆・新盆のお供えマナー完全ガイド!金額相場・のしの書き方・おすすめの品物を徹底解説

初盆や新盆(にいぼん)は、四十九日の忌明け(きあけ)を迎えたあとに初めて迎えるお盆のことで、昔から「初盆・新盆供養は特に丁寧に」と言われています。

⚠️ 注意

もし四十九日を迎える前にお盆が来た場合は、その年ではなく「翌年」が初盆となります。

「初盆のお供えは何を選んだらいいの?」「現金を包む場合の金額の相場はいくら?」と、初めて新盆供養に参列・準備する場合には、色々と戸惑うこともありますよね。

そこで今回は、初盆・新盆のお供え物の選び方やマナー、気になる金額の相場、贈る時期まで、これさえ読めば安心な最新情報を詳しくご紹介します。

そもそも「初盆(新盆)」の時期はいつ?7月盆と8月盆の違い

新盆お供え

お盆の時期は、お住まいの地域によって大きく2つの時期に分かれます。

相手の地域の時期に合わせて準備を進めることが大切です。


7月盆(新盆・しんぼん)
7月13日〜7月16日。東京の一部や多摩地域、神奈川・静岡の一部、金沢市などの都市部に多い傾向があります。

8月盆(旧盆・月遅れのお盆)
8月13日〜8月16日。全国の多くの地域(地方)では、この8月のお盆が一般的です。

【関係性別】初盆のお供え・御仏前の金額相場一覧表

最近では、お供え物の代わりに、品物の管理や手配に手間がかからない「供物料(御仏前)」として現金を包むことが一般的になってきています。

供物料の金額は、故人との関係性や、法要のあとに会食(お斎)があるかどうかによって異なります。

金額の目安としては、お葬式の時に包んだ「香典」と同等か、それ以上の金額を基準に考えるのが一般的です。

初盆の法要に参列し、会食(お斎)をいただく場合の一般的な金額の目安をご紹介します。

贈り先(関係性) 自分の年代 金額の目安(会食あり)
20歳代 3万~5万円
30歳代 5万円
40歳代~60歳代以上 5万~10万円
兄弟姉妹 20歳代 3万~5万円
30歳代~60歳代以上 5万円
祖父母 20歳代 1万円
30歳代~60歳代以上 1万~3万円
おじ・おば・親戚 20歳代 1万円
30歳代~60歳代以上 1万~2万円
友人・職場・近所関係など 全年代共通(会食あり) 1万円
全年代共通(お参り・郵送) 3,000円~5,000円
📌 補足

近年は身内だけで初盆を済ませるケースも増えています。もし法要には参列せず、お盆期間中に「お参りのみ」に行く場合や「郵送」でお供えを送る場合は、どの関係性であっても上記より少し少なめ(3,000円〜1万円程度)でお供え物や現金を準備すれば問題ありません。

迷った時はどうする?金額の決め方

上記でご紹介した金額は、あくまで一般的な目安です。

最終的な金額は、これまでの故人との関係の深さや、地域のしきたりなどを考慮して決めるようにしましょう。

もし「いくら包めばいいか分からない…」と迷ったときには、自分ひとりで判断せず、一緒に参列する他の親戚や友人に「いくら位にする?」と事前に相談して金額を合わせるのが一番確実で安心です。

また、どうしても相談できる人がいない場合は、少なすぎて失礼になるのを防ぐため、目安の範囲内で「気持ち多め」のキリの良い数字(例:5,000円で迷ったら1万円など)を選ぶと後悔がありません。

ただし、相場からあまりに離れた高額すぎるお祝い・お供えは、かえって遺族にお返しの気を遣わせてしまうこともあるため、全体のバランスを大切にしましょう。

初盆の御仏前に「新札(新券)」を包んでもいいの?

お葬式の香典では、「不幸を予期して準備していた」と思われるのを避けるため、新札は使わない(または折り目を付ける)のが昔からの慣習でした。

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しかし、初盆はあらかじめ時期が決まっている法要(行事)ですので、新札をそのまま包んで全く問題ありません。

現代のマナーとしては、むしろ「事前に準備をして故人をお迎えする」という意味を込めて、新札やシワのない綺麗なお札を用意する方が好ましいとされています。

【宗教別】初盆のお供え物・供花の選び方と注意点

品物や供花(お花)を準備する際は、相手の家の「宗教」によってルールが異なるため注意が必要です。

仏式(仏教)でおすすめのお供え物・NGな品物

線香やロウソク、お菓子や果物を供えるのが一般的です。

また、故人が生前好きだった食べ物や飲み物(お酒やジュースなど)を供えることも多くあります。

お花は白菊やユリなどの白色をベースに、黄菊やコチョウラン、淡いピンクや紫などの花を加えるのが一般的です。

トゲのあるバラや、香りが強すぎるもの、原色の派手すぎるお花は避けるのがマナーです。


お菓子
個包装のもの、常温で日持ちするもの(ゼリー、水ようかん、クッキーなど)。お盆の時期は暑いため、傷みやすい生菓子は避けましょう。

果物
丸いものは「縁起が良い」とされています(梨、メロン、ぶどう、リンゴなど)。

その他おすすめ
少し高級なお線香、100%の缶ジュース詰め合わせ、ビールなど。

NGなもの
肉や魚(殺生を連想させるため仏教では厳門)。

神式(神道)の注意点(線香はNG)

お菓子や果物のほか、お酒、魚、野菜、乾物などを供えます。

⚠️ 注意

神式ではお香をたかないため、「線香」や「抹香」は絶対に供えないよう注意してください。

お花は基本的には仏式と同じく白や淡い色合いのお花(菊や百合など)を供えます。

ただし、神道では「榊(さかき)」を重視するため、お花屋さんや遺族に一度確認しておくとより確実です。

キリスト教式のお花料と供花マナー

キリスト教には根本的にお盆という行事はありませんが、日本ではお盆の時期に合わせて故人を偲ぶ集まりを行うことがあります。

品物を供える習慣はありません。

カトリックなら「御弥撒料(おんみさりょう)」、プロテスタントなら「御花料(おはなりょう)」として現金を包むのが一般的です。

キリスト教では、供花は原則として「生花のみ」です。

仏教でよく使われる菊ではなく、白いカーネーションや百合、バラ(トゲを落としたもの)などが好まれます。

📌 補足

最近では故人の遺志や住宅事情、家族葬のトレンドなどにより、供物や供花を一律で辞退されるご遺族も増えています。そのため、用意する前に「お供え物をお贈りしてもよろしいでしょうか」と事前に確認しておくと安心です。

お供え物を渡す(郵送する)適切な時期・タイミング

せっかく用意したお供えも、届く時期が早すぎたり遅すぎたりすると遺族の迷惑になってしまいます。


直接持参して参列する場合
盆の入り(7月13日または8月13日)の当日、もしくは初盆の法要が執り行われる当日に持参します。

郵送(宅配便)で送る場合
お盆が始まる直前(7月10日〜12日頃、または8月10日〜12日頃)に届くよう手配するのがベストです。あまりに早く届きすぎると、遺族が準備で忙しいためかえって失礼になることがあります。

初盆のお供え 「のし(掛け紙)」や「表書き」のルール

東日本と西日本で違う?水引の色の選び方

供物(品物)を贈る場合は、弔事用ののし紙(掛け紙)を使い、水引は「一度きりであってほしい」という意味を持つ「結び切り」のものを使用します。

地域によって水引の色が変わるため注意しましょう。


東日本(関東など)
黒白の結び切り

西日本(関西など)
黄白の結び切り

仏式で「御霊前」は使わない?正しい表書き

お金を包む場合の袋(不祝儀袋)や品物に書く表書きは、宗教ごとに異なります。

⚠️ 注意

初盆は四十九日を過ぎているため、仏式(お金)の表書きに「御霊前」は使いません。必ず「御仏前」と書きましょう。


仏式(お金)
「御仏前」「御供物料」

仏式(品物)
「御供(おんとも・おそなえ)」「御供物」

神式
「御玉串料」「御供」「偲び草」

キリスト教式
「お花料」「御花料」

供物や供物料を遺族に手渡す際には、無言で渡すのではなく、「どうぞお仏前にお供えください」と一言添えて渡すようにすると、とても丁寧で気持ちが伝わりますよ。

品物とお金(供物料)は両方渡してもいいの?

品物(供物・供花)と、お金(供物料)は本来同じ意味合いのもの(お供えの気持ち)ですので、基本的にはどちらか一方を用意すればマナー違反にはなりません。

もちろん、品物とお金の両方を贈っても構いませんが、あまりに高額な品物とお金を同時に贈ってしまうと、遺族側が「お返し(引き出物)をどうしよう…」と負担に感じてしまうこともあります。

もし両方を贈りたい場合は、現金の額を少し抑えるか、お供え物は遺族が気兼ねなく受け取れる消え物(3,000円程度のお菓子など)にするなど、先方の負担にならないよう配慮するのが現代のスマートなマナーです。

【迎える側】お供え・御仏前をいただいた時のお返しマナー

もしあなたが初盆を迎える「遺族側」で、親戚や知人からお供え(御仏前や供物)をいただいた場合は、感謝の気持ちとして「お返し(引き出物)」を用意します。


お返しの金額相場
いただいた御仏前やお供え物の金額の「1/3〜半額(半返し)」が目安です。法要のあとに会食(お斎)でおてなす場合は、その会食自体がお返しの一部となるため、2,000円〜3,000円程度の実用的な手土産(引き出物)を品物として用意すれば問題ありません。

定番の品物
洗剤、タオル、お菓子、お茶など、使ってなくなる「消え物」が定番です。

のしの表書き
水引は「黒白」または「黄白」の結び切りを選び、表書きは「志(こころざし)」「粗供養(そくよう)」、下段に施主の苗字(または〇〇家)を記載します。

初盆のお供えに関する「よくある質問(FAQ)」


初盆の法要に参列する際、服装は「平服」でいいの?
案内状に「平服でお越しください」と書かれている場合でも、普段着(Tシャツやジーンズなど)はNGです。この場合の平服とは「略式喪服」を指します。男性は地味な色のスーツ、女性は落ち着いた色のワンピースやアンサンブルを着用するのがマナーです。

お供えを郵送する場合、手紙(挨拶状)は同封すべき?
はい、お供え物だけが突然届くよりも、一言メッセージ(挨拶状)を添えるのが現代のスマートなマナーです。初盆を迎える遺族を労う言葉や、参列できないお詫びを簡潔に書いた手紙を同封するか、別便でハガキを送るととても喜ばれます。

まとめ:一番大切なのは故人を偲ぶ気持ち

初盆や新盆は、故人にとってはじめてのお迎えする大切なお盆であり、親族や親しい人々で丁寧に供養するのが昔からの素晴らしい習わしです。

時代とともにお盆の規模やスタイルは少しずつ変化していますが、一番大切なのは「故人を想う気持ち」です。

マナーをしっかりと押さえた上で、心を込めて故人を偲び、温かい初盆を迎えてあげましょう。

  • この記事を書いた人
【暮らしのNEWSライター】ゆき

ゆき

主婦・会社経営と複数の草鞋を履きながら、本サイトの統括(編集長)を務めています。Webデザイナー・エンジニアとして15年培った「徹底的なユーザー目線の構成力」が強みです。これまでの豊富な人生経験から得た「失敗や後悔をライフハックに変える」共感の姿勢を大切に、大人のマナーや、シンプルで丁寧な身軽な暮らしのヒントを提案します。読者の皆様の毎日に寄り添う、心地よいメディア運営を心がけています。 詳しいライタープロフィールこちらから

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