お盆

お盆の帰省の手土産にのしは必要?お供え物には?仏壇への置き方は?

お盆帰省

お盆の時期に合わせて旦那の実家に帰省される方も多いものです。

帰省の際には、旦那の実家に渡す手土産やお盆の仏壇に供えるお供え物など、準備していますか?

自分の実家なら気を遣うこともないものですが、旦那の実家となれば話が違います。

嫁としての最良の気配りが求められますからね。

帰省の前にきちんと準備や用意をして、気配りのできる嫁としてみなさんに失礼がないようにしたいものですね。

今回は、お盆の帰省の手土産にのしは必要?お供え物には?仏壇への置き方などについてご紹介します。

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お盆の帰省の手土産にのしは必要?

お盆の時期に旦那の実家に手土産を持って行く心配りは、嫁として大切です。

実家が近くて頻繁に訪れる場合に、その都度手土産が必要か?と言えば、毎回ですと手土産をもらう方も気を遣いますし、負担になることが多くなります。過度な贈答は相手も望まないことなのです。

適度な頻度で、適切な形で持参または送ることが、相手にも負担になることもないのでおすすめです。

ですので、お盆や正月といった帰省の機会だけでも、きちんと手土産を持参して足を運ぶと、相手もその心配りが嬉しいものですし失礼がありません。

手土産にのしは必要?

お盆の帰省の際に渡す手土産の場合、あくまで手土産の範疇ですので、のしは必要ありません。

どうしても気になるような場合には、「御土産」、「御挨拶」、「暑中見舞い・残暑見舞い」などと上書きを入れてのしを書くといいでしょう。のし紙ですので紅白の水引きのものを使います。

立秋(8月7日頃)を過ぎると「残暑見舞い」となります。また、目上の方に対して「見舞い」という言葉は失礼になりますので、「残暑御伺」といった文言で熨斗をつけるといいですよ。

お盆の帰省の手土産として何が喜ばれる?

旦那の実家に渡す「手土産」ですので、遠方であれば、その土地の銘菓や特産品などは特におすすめです。

また、お盆の時期は親戚も集まる機会が多いものです。その時にみんなで食べられるようなお菓子やフルーツ、お酒や食材なども、助かりますし、みんなで共有できるので喜ばれます。

旦那の実家の好みや関係性によって、選ぶことが一番大切ですので、帰省前にきちんと準備して用意しておくようにしましょう。

「つまらないものですが」は相手次第で!

手土産を渡す時の決まり文句として「つまらないものですが」と言って渡すことはありませんか?

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最近ではこの「つまらないものですが」を使うのは失礼だ!と言われることがあります。

もちろん、本当につまらないものを渡すはずはなく、その真意は「誠心誠意選んだつもりですが、素敵なあなたの前ではつまらないものに思えてしまう」といった謙遜の意が込められています。相手の素晴らしさを表現している言葉ですが、その真意を誤解している場合も多く、使うのは失礼、そんなにへりくだる必要はない。といったことが言われるようになりました。

決して使ってはいけない言葉ではありませんので、「つまらないものですが」の真意が分かる相手には使っても問題ありません。

ですが、真意が分かる相手かどうか見極めるのも難しいものです。そういったこともあるので、「お気に召すと嬉しいのですが」「お口に合うかどうかわかりませんが」「心ばかりですが」「美味しいと評判のお菓子と聞きましたので」といった言葉を使う機会が増えています。

手土産は紙袋から出して!

手土産を持ち歩く用に紙袋に入れて持参しますが、相手に渡す時には、紙袋から取り出し、その紙袋はすぐにたたんで持ち帰るのがマナーです。

紙袋ではなく、風呂敷などに包まれている場合も同様です。

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お盆の帰省のお供え物へののしは?

お盆は先祖や故人を供養する大切な時期ですので、お盆の帰省の時に手土産と一緒に、仏壇にお供えするお供え物を用意するのは必須と言えます。

きちんとお供え物用のお菓子やフルーツなどを持参すると、とても丁寧な印象を与えます。

旦那の実家への帰省の際には、「必要ない」と言われても、気持ちとして持参するほうが無難です。

また、お供え物へののしは、四十九日までは黒と白の水引きのものを、四十九日以降は双銀の結び切りの水引きを用います。地域によっては黄白の水引きのものを使うところもあります。

表書きは、宗旨、亡くなられた日に関係なく、仏事・献香として、御仏前へのすべてに使用できる「御供」の表書きを使うと間違いがありません。

お盆の帰省のお供え物 仏壇への置き方は?

お供え物は、直接仏壇に供えるのではなく、まずはご両親などに「御仏壇にお参りさせていただいてよろしいでしょうか?」とお伺いし、了承後、御仏壇にお参りする際に、「こちらをご仏壇にお供えしてもよろしいでしょうか?」と一言断ってから、お供え物を仏壇にお供えします。

他にもお供え物が置いてある場合には、その場所に邪魔にならないようにそっと置きます。

他にお供え物がなく、置き場所に困るような場合には、「こちらに置かせていただいてよろしいでしょうか?」とお伺いするのが失礼がありません。

お供え物を置く向きは、仏教の教え「回向(えこう)」から言えば、仏側でなく、お参りする側に氏名等の字が読めるように向けておくのが正しい作法です。

仏さまやご先祖さま、亡き人に「どうぞ召し上がってください」とお供えし、仏さま側から「ありがとう。みんなで食べてください」と差し出したものという考え方です。

実家の宗旨などが分からない場合には、きちんとお尋ねしてからお供え物を供えると間違いがありません。

仏壇の線香のあげ方についても宗旨などによって違いがあります。

嫁として、「知らなかった」と失礼のないように仏壇の線香のあげ方についてもご参照ください。

まとめ

いかがでしたか?

お盆の帰省の手土産にはのしは必要ありませんが、お供え物には掛け紙は必須です。

お盆の時期にはお供え物と一緒に手土産を持参すると、印象もいいですし、丁寧な印象を与えます。

お盆の帰省の際にはご参考にされてください。

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